Roland C.II
● ローラントC.2  Roland C.II ●
実機について
LGF(Luft Fahrzeug Gesellschaft)が1915年に初飛行を成功させ,翌年春には量産に入った。機体はアルバトロス同様に合板のモノコック外皮構造を持つ。また,上方視界を確保する為に,上翼が胴体上部に直接取り付けられていた。反面,下方の視界不良が発生した。また,当時の小型軍用機には珍しく胴体左右舷に各2個の窓が儲けられている点もユニーク。この窓にカーテンを付けている機体もあり,そのパロディでガラスにカーテンを描いた機体もあった。

当時は,滑走路は舗装されておらず,凸凹の野っ原であった。時に雨でドロドロであった。そんな滑走路ではこの機体に限らず離着陸時の転倒が珍しくなく,前線で墜死しするよりも離着陸時の事故で命を落とすパイロットも少なくなかったと言う。この機体の上翼前方にドーム状のパイプが設置されているが,それは転倒時に直接パイロットが接地しない為のロールバーである。




・全長:7.7m
・翼幅:10.3m
・空虚重量:764kg ・最大重量:1284kg
・エンジン:ダイムラー・メルセデスIII水冷160hp
・武装:Spandau 7.92mm LMG08または08/15×1,Parabellum 7.92mm LMG14または14/15×1,爆装12.5kg×4
・上昇限度:3,500m以上
・上昇率:2000mまで12分
・最高速:165km/h
・製造:1915年12月から191年中頃まで



キットについて
ウイングナット・ウイングズだが,初期のキットと比較すると,やはり若干のクオリティダウンを感じざるを得ない。これまでは満を持して発売していた印象だが,最近は予定期日に追われて間に合わせで作っているような印象だ。あくまでも個人的な感想に過ぎないが。円安が定着してしまったので,購入には厳しい価格となってしまった。


制作について  (制作2014年大暑)


作り慣れたメルセデスIII型エンジンは,いつも通りにディテール・アップを施す。その他,機体内部の張り線や操縦索は言うまでもなく再現する。この機体は上翼前方のロールバーとそこの機銃が面白いので愉しく作れた。また,鯨の口と目のついた塗装も2次大戦のアメリカ機みたいで面白い。この機体にはこの空色の単色塗装が似合うように思う。


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