● ファルツE.IV (Pfalz) ●
実機について
単葉ではあるが,第1次大戦機ということで当然,複葉のカテゴリーに入れてある。もはや複葉の性能では足りなくなった航空機は,片持ち式の単葉機へと進化するが,この機体はまだ木製胴枠・リブに布張りであり,強度を出すためにハープのような張線が巡らされている。

どちらがオリジナルだったが失念してしまったが,フォッカーでも同じ型名でそっくりな機体が製造されている。どちらかの会社がライセンス生産をしていた。


キットについて
有名な機体なので,キットの入手には事欠かない。今回はICM社製のキットを使用した。ICMは表面モールドはなかなか感じがよい。しかしながら,東欧のやや古いキットに共通するように,部品の合いはかなり悪い。この機体も例にもれず,結構苦労させられるが,それでもこのメーカは好きだ。

確かイースタン・エクスプレスからも出ていたと思うが,同じ金型だったと思う。また他の2〜3のメーカーからも発売されていると記憶している。輸入時期にもよるようだが,ICMのキットは一般的に安く,このキットも500円程度で買える。全く有難い次第だ。

ICMは安い分,金型自体の変更はなく,箱のみ再デザインされている。つまり進歩はない。一方,最近のエデュアルドのキット内容の進化には目を見張るものがある。が,同時に口が塞がらないくらい値段が高い。エッチングパーツを除いた安価版が出たので買い易くはなったが。(制作:2004年の初冬)


制作について
エッチングパーツはついていない。また硬いが四角っぽいので,全体にのっぺり感があって「らしく」作るのが大変そうだ。今回は殆ど素組だが,多数の張線を施すことで結構見応えがあるものに仕上がったと思う。

張線が沢山あるので大変ではあるが,下面は取り回しがやや複雑だが,黙々と進めれば終わる。このサイズだと張り線は伸ばしランナーだ。テグスや金属線でも良いのだが,一番手軽な方法にしている。ランナーの素材によって引き伸ばしても比較的強いものと切れやすいものがあるようだ。タミヤなどから素材として売られている丸棒は引き伸ばしてもかなり強く切れにくい。

派手なマークもなく地味な生成りの色なのでこれまたのっぺりしがちだが,スケール上面積が狭いのでなんとか納まった。とは言え,若干の汚しを入れてのっぺり感を回避した。

木製プロペラはいつものように筆で書いていく。実機のデータ写真やプロペラ図面集やラジコンの木製の積層プロペラを参考に描く。それらしく見えるように描くのはそれほど難しくはない。

マークは国籍マークしかないいので,塗りで仕上げた。小さな機体番号も手書きだがちょっと下手かな。翼縁の黒帯もリブキャップも勿論塗りである。デカールを貼る方が難しいだろうって(笑)。


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