トラブルと対策 11


バッテリーの交換 (86,500km)

2017.06.06


去年の初秋にバッテリーを上げてしまった。半年ほど全く乗らず,充電もしていなかったせいだろう。その後充電し,近所の欧州車整備店でクラッチ再学習(¥3,500)をしてもらい,その後は自動サイクル充電が出来る充電器を繋ぎっぱなしにしてあったが,やはり復活せず,2年を待たずして交換する羽目になった。

注)写真は前回に交換した時のものである。

前回交換する前は7年程「ACDelco」(写真右)が頑張っていたが,2年前に交換した際にはクーペに使用しているのと同じ「BOSCH PSI」(写真左)にした。ボッシュは近年偽物ないし再生品が流通していると聞き,今回はデルコにした。デルコは定評がある上,自車でも実績があるので,恐らく問題はないだろう。寒冷地でもないし,アクセサリー類はドラレコしか付けてないので,消費電量は最低限なので,放電性能よりも寿命を問題にしている。スマート用の「ACDelco」は品番が「27−44」というものであったが,「LBN1」に変更になっているが,同じものである。20時間容量で50A,CCAが470となっており,PSIN-5Kと同性能であるが,高さが少し低いので,固定バンドの下に10〜15mmの下駄をはかす必要がある。ジョーシンで1万円ちょうどだった。千円程安いショップもあるが,在庫品よりメーカー(代理店?)直送の方が新鮮だろうということで,ジョーシンに注文した。4営業日ほどで届いた。

これまで幌を締める時のロックが弱く,手を貸してやらないとならなかったが,予想した通りバッテリーの弱りが原因だったようだ。バッテリー交換後,丸1日追加充電をしたあと幌を作動させると,作動音自体が元気になって,ロックも力強く掛かるようになった。


タイヤの交換 (86,500km)

2017.06.10


前後4本を,タイヤショップ・ゼロでトーヨータイヤのナノエナジー3に交換。詳細はクーペの「更新ページ17」を参照。


エンジンオイルの交換 (90,100km)

2017.12.15


12月3日に90,000kmを迎えた。こちらもクーペ同様に1年間で5,000km,前回のオイル交換から1年になる。今回はフィルターも交換。5W40を100%使用。バータル・リンクイーズは投入していない。次回投入予定。調べてみると,リングイーズの容量が350mLに減っていた。以前は1本で2台分だったのに,1本1台になってしまった。現時点では,最安価格は1780円。



時折,ミッションのAT・MT切り替えスイッチが反応しなくなることがあるがシフトノブ内部のマイクロスイッチのせいか。発症は頻繁ではなく,自然に直る(又はメインスイッチ入れ直しで直る?)ので放置してある。


ドライブレコーダーの取り付け (90,200km)

2017.12.21


アマゾンで4,280円の3カメラドラレコを購入した。リアカメラが付属しているといういうことで購入に踏み切った。正面は800万画素でかなり鮮明な画質である。超ワイドなので,5mも離れると前車のナンバーは見えないが,2m位ならはっきりと確認出来る。



以下は取り付けの様子。


電源は以前のドラレコ用にシガーソケット裏から引き出した端子があったので,全く手間なく設置完了。ケーブルの長さも問題ない。一方で,リアカメラは取り付け位置が問題だった。いたずら防止や防水・汚れを考えると出来れば車内に付けたかったが,カブリオは,リアウインドーがビニールで透明性が低く,経年変化で黄変する可能性が高い。また,幌を降ろすと畳んだ幌が邪魔になってしまう。よって,致し方なく車外に取り付けることにした。最も雨濡れが少ない場所を選んだが,排気の煤などの影響は免れないだろう。乗る度にレンズ掃除が必要そうだ。


配線用の穴を開けることになるが,色々検討した結果,カメラ部のパネルととその内側のピラー収納部の隅にそれぞれ5mmと10mmの孔を1個ずつ開けた。


配線隠しも行わないまさに素人工事だが,十分。


また,バックランプに配線を取り付けることで,バックモニター機能が追加されるとのことで配線を試みた。ところが,リア左後ろにバックランプは統合されているのだが,このアッシが外れない。止は2本のナットと2本の爪のみ。クーペの方は簡単に外せるのだが,このカブリオは手強い。15分程あれこれやってみたが,全く爪が外れない。構造を確認するために右側に挑戦する。結構キツイが数分あれこれやっているとなんとか外れた。単に丸っこい小さな爪が2本,ボディの孔に嵌っているだけなのだが...。




あまり参考にならなかった右側の構造で確認して再度左側に挑戦。が,それからまた20分程,爪が折れていいやというつもりで力いっぱい,右へ左で前へ上へ後ろへとやっていると,下側の爪だけが外れた。そこからまた暫くやっていると不意に上側がカポッと外れた。なんだかんだと1時間近く奮闘した結果,なんとか外せた。ユニットの取り外しが手間そうなので,ブレーキ球を交換しておこうかと思い確認すると,ちょうどテールランが(ブレーキとテールの2個一球)が切れたいたので,左右ともに交換。ウインカーや他の球も考えたが,点灯頻度からしてまだ大丈夫だろうということで交換はしなかった。


結果的に,配線はテールランプアッシではなく,内部のサイドパネル内側で行ったので,この奮闘は結局ブレーキ・テール球の交換の為だけに貢献した。


サイドパネルの脱着にも少々手こずった。サイドパネルは中心辺りの1本ビスと6〜7箇所の爪で止まって居るので,ビスを抜いたら,前方に強く押し出すようにすると外れる。取り付ける場合には,後ろ側の爪にスライドさせて,前の2本は上から叩くように入れると上手く入った。ともあれ,分岐コネクターと丸ギボシでバックモニター制御用の配線が完了した。


ドラレコの機能は良好で,通常は正面または正面とリア(設定で室内にも変更可能)が1画面また2画面で表示されるが,バックギアに入れると自動で全面バック画面に切り替わり,距離・幅の目安ラインも表示される。小さいが強力なLEDが4灯付いているので,夜間でもくっきりと照らし出され,十分に後方の確認が出来る。なかなかの優れものだ。勿論,走行中はバックカメラのLEDは消灯している。

これまでの同価格帯のドラレコは5年程になるが,画質が低く画角も狭いがそれなりに実用性はあったが,5年でこれだけの商品の進化があるとは凄いことだ。思ったより画質も良く,バックモニターが何かと便利なので,もう1個買ってクーペにも設置することにした。記録は,後日クーペのページに追加するが,あちらはバックカメラを室内に取り付けられるので取り付けの手間はかなり少なく済みそうだ。