更新した内容2





2005.6.10

CPU異常警告ランプ

先日,走行中突然,CPU警告ランプが点灯しました。ちょっと急ブレーキ気味に信号で停止したところ,あのオレンジのランプが点灯,その後少し様子を見ましたが,消える気配はなく,また,エンジンの様子や走行にも全く問題ありませんでした。そこで,とりあえずバッテリーの端子をはずし,CPUを再起動させてみると,ランプが消え,それ以来エンジンを掛けた後数秒以外は点灯はしない(正常)のでそのままにしています。とういよりチェッカーに掛からないので,現時点では打つ手はありません。幸い今のところ何の問題もないようです。パソコンも結構フリーズするので,そういった類のものと,精神衛生上言い聞かせています。

CPU自体のエラー以外では,何からのトラブルが発生したことは確かですが,CPU警告が表示される状況は多種あるそうです

@。致命的なトラブルが一度発症したせいで警告灯が点いたままになるケース。その場合にはエンジンストップや回転ムラ・異音・燃費や排気の変化など,なんからの体感できる症状があるものと思われます。
A軽微なトラブルが何度か発生すると点灯するケース
B一度点灯した警告灯が何らかの原因でトラブルが解消されると消灯するケース
等々,様々なケースがあるようで,やはりテスターに掛けてみないと実際のところは分からないそうです。

私のようにチェッカーに掛けられないオーナーは,CPUを再起動してみるくらいしか対処方法はありませんが,すぐにまた点灯する場合や,エンジンの様子や燃費などに変化があるような場合には,恐らく致命的なトラブルが発生しているか,今後発生する予兆かもしれないので,対処を考えて置いた方がよさそうです。では,「チェッカーに掛けられない場合どういう対処をすればよいのか」って?こっちが教えて欲しいですわ。チェッカーに掛けられる場合には,早めに診断に出す方が良いと思います。






2005.6.10

リアハッチからの異音

スマートのボディ自体は後部の剛性が低いようで結構ねじれます。また,リアハッチ(ガラス部)のダンパーは,両面テープを介してボディに取り付けられている為,この部分は更にねじれに弱いようです。

私のスマートはデコボコや段差で「コンコン」という叩くような音がリアハッチ部からしていました。ガラス下部に貼り付けられているコの字型の金具が,下半分のハッチ(プラ部)の受け金具に挟まるようになっていますが,観察したところ,そこの噛み合わせ部分に遊びが発生していることが音の原因だと分かりました。

そこでガラス部のコの字金具の噛み合い部分(コの字の縦棒の部分)にゴム系のテープを巻き,遊びをなくしました。これで音は完全に解消されました。遊びの除去とゴム系の素材による消音も兼ねていると思われます。

また,余談ですが,新車時に上下をひっくり返したダンパーは雨の影響も受けず,オイル抜けや錆も一切なく,きちんと機能しています。詳細は「メンテナンス」のページにあります。






2005.7.7

タイヤ交換

フロント 145/65R15, リアー 175/55R15(スマート軽はフロント135/70R15、リア145/65R15 ) 

大体1万5千キロ位でフロントタイヤを交換し,今回で3回目です。リアはまだ2度交換したのみです。この辺りは峠道が多いので,フロントの扁減が多く,組み換えで裏返したりしていますが,それでもリアより寿命が短くなります。コンチネンタルのタイヤはかなりグリップが悪いので,初回の交換から横浜タイヤの「DNA デシベル」にしています。走行ノイズもはっきりわかる位低減します。勿論グリップも格段に強くなります。反面,やはり,コンパウンドが柔らかいせいか,減りは若干早いようです。

フロントが7000円位,リアで12000円位とコンチよりは幾分安いようですね。そもそも一般的なサイズでないので割高ではありますが,その性能を考えれば,それだけの価値があるでしょう。いまだに,コンチネンタルかこのデシベルしか選択余地はないので(2008年現在ではBSからも発売されています),既にこれを 使っている方も多いかと思いますが,まだの方は試されると宜しいのでは。

また,安いブリジストン製のタイヤでこのサイズ(フロントのみ)があるようですが,カタログには載っていないので,一般のタイヤ屋さんでの入手は困難そうです。興味のある方はオークションを当たってみて下さい。






2005.7.12

燃費

私は通常は,変速フィーリングと操作の楽しさから,マニュアルモードで走ることが多く,ものを食べたりしながら走るときや,渋滞しているような時にしかフルオートマモードでは走りません。スマートの燃費の良さには定評がありますが,最近また計測し始めたところ,クーラー未使用の状態で,2〜300km程の日帰りドライブだと,毎回25km/Lが続いています。殆どが比較的スムースな国道と3・4速主体の山道を7対3位で走っていますが,燃費が落ちません。

その理由を推測したのですが,スマートはアクセルオフでは完全に燃料がカットされるようで,上りや加速で結構アクセルを踏んでも,惰性をうまく利用して,アクセルオフの状態を増やすと思いのほか燃費が向上します。まさにドイツ式のぐっと加速してさーと流すタイプの省燃費ですね。また,通勤や買い物の町乗り(一回10km前後を繰り返す)でも,同様の走り方で22km/L程度走ります。遠乗りでは満タンで本当に550km前後は普通に走ります。満タンで23L強(予備を入れると25L位)です。

一方で,エンジンパワーが低いので,クーラーをつけると目に見えて燃費は低下します。日差しのない状態では,クーラー弱モードでも結構快適で,その場合には1〜2km/Lの低下で済みますが,炎天下では強モードでも十分でなく,それを続けると3〜4km/L落ちます。落ちても涼しければいいのですが,暑いです。窓がでかいので,クーラーが働いている割には冷えません。勿論天井のグラスにもシェードを付けてあります。

さらにメインの吹き出し口は一人乗りを意識して作られているので,右か左しか向かず,通常の車の吹き出し口のように,運転席と助手席に風を割り振ることが出来ないので,二人乗りだと結構苦痛です。600cc55馬力を考えるとこれでも頑張っている方ですが。






2005.9.1

ブレーキランプの不点灯(定番トラブルがうちに巡ってきた)

これまでに聞いている主な多発トラブルを挙げてみると,年式と正規か並行かで特徴があるようです。

@1999年以前のモデルに多いのがリアハッチのパッキンからの雨漏りがあります。この年代のモデルは日本ではかなり少ないと思われます。
A2001年以降の正規モデルでは赤外線方式リモコンキーにまつわるトラブルです。平行車は電波式なので問題はありません。
B給油リッドが開かなくなるトラブルもこの年代でしょうか。更にドアが開かなくなるトラブルも発生しているようです。私のもノブの動きが渋くなることがあり,潤滑剤を時折使っています。

そして今回が「ブレーキランプ」と「サイドドアのガラスストッパー」の不具合です。2000年型の定番トラブルのようです。ちょうど丸5年経ち,4万5千キロになった今,ついに発症しました。ブレーキランプですが,電球切れの事ではありません。恐らくは,ブレーキペダル側のスイッチの不良のようです。スイッチは水(雨)抜きドレインの傍にあり,湿気の影響を受け易いようです。いつもお世話になるシュテルンでも3件同様の修理があったとのことです。スイッチ自体は2〜3000円もあれば買えそうですが,アンダーカバーを外さないといけないので1時間弱の工賃になりそうです。安全上,修理しないわけにはいかないし,早急に修理にもっていくつもりです。

ストッパーは,既に対処済み(樹脂製から金属製へ)のものが出でいるようで,こちらは数百円程度でしょう。ドアパネルを外さないといけないので,工賃の方が高いですね。トラブルは助手席側のみですが,まだ乗り続ける予定なので,逆側も交換してもらっておきます。片側の工賃は0.5時間程度のようです。修理完了後にまた更新します。






2005.9.17

定番トラブルがうちに巡ってきました 続報
上記「ブレーキランプ」と「サイドドアのガラスストッパー」の不具合に加え,助手席側の床に結構大量の水濡れを発見しました。ちょうど修理にもって行く途中で偶然マットのカビに気づいたのです。1〜2ヶ月前に,バッテリー液の補充でマットをめくったときに水濡れがあったので掃除はしたのですが,その時には雨傘からたれた雫が原因かと思い,その後,完全防水のゴムマットを敷いていました。にもかかわらず今回も前回を上回る水の量が確認出来ました。ちょうど台風の結構な雨の中を走った後でもあったので,フロントガラスからの雨漏りを懸念しましたが,クーラーからの漏れも疑われるので,そのあたりも今回の修理で確認してもらうことにしました。

さて,お待たせ致しました。修理後の結果です。

@ブレーキランプの不点灯について
やはり「定番」のスイッチでした。スイッチ本体は予想よりやや高く4,700円程でした。工賃0.5時間。スイッチの位置が水濡れや湿気の影響を受け易いということがあるので,交換時には防水カバーのようなものも取り付けることになっているようです。そちらの部品が別途3,500円程でした。

Aウインドーストッパー(ガラスの上がりすぎ)について
樹脂製から対処用の金属製のものに交換しました。部品代は1ドア各2個ずつ計4個で合計1,400円程度です。左右ドアパネルを外すので,工賃は1時間でした。状況は,上がり過ぎが起こった助手席側は片方の部品に付属のねじが折損,問題のなかった運転席も両方とも折損していたそうです。このことから,樹脂パーツのままのモデルでは,この折損は時間の問題と思われ,ガラスの上がり過ぎもやがて発生すると推測されます。おそらく マイナーチェンジ時に金属製になっていると思われますが,その年式は私にはわかりません。

B水漏れについて
不幸中の幸いなことに,漏れはエアコンからでした。フロントガラス(モール)部の場合,通常貼りな直しとなるので,工賃(外注)だけで3万円程必要で,それにモール代が加わると言われていましたのでホットしました。以前,三菱車のフロントガラスが飛び石で割れて交換しましたが,その際には工賃が4万円でした。その時には,モール(ゴム部)の部品代は5千円前後別途掛かりました。勿論,ガラス本体も純正の新品なら10万円前後,社外新品でも5万円前後は掛かります。私は中古にしたので1万5千円程度で済みましたが。

さて,本題のエアコンの水漏れの原因ですが,ドレインの形状にあるようです。プラスティク(ゴム?)製のエンド部分の形状が,外部からの埃や砂の入り込みを防ぐ為に,銀杏の葉を二枚合わせたようになっているそうです。その形状が逆に内部や周りの埃を貯め易くしてしまい,排水詰りを起こし易くしている訳です。これはスマートのみならず,メルセデス全てに共通する問題だそうで,結構頻繁に起こっていると聞きました。処置としては,扇上の両端を切り取ってしまうことだそうで,当然,同様のトラブルには全て同じ処置を行っているとのことです。なお,こちらはブレーキスイッチの傍にあるので,無料でやってくれました。単独だと,アンダーカバーの脱着工賃が発生すると考えられます。

まとめ
総額24,000円です。絶対的な金額としては決して安いとは言えませんが,予想していたよりは安く済み喜んでいます。とは言え,部品の強度や配置が起因のトラブルですから,メーカーは無償で対処してもいいのではないかとも思いますが。勿論,平行車の場合ならグローバル保証が有効な1年間,正規車の保証の3年間なら当然無償での修理となります。幸か不幸か,私の場合には6年目にさしかかろうという時期の発症なので諦めはついていますが。平行車の場合,部品特定が難しいので,ブレーキスイッチは現物確認で取り寄せたとのことで,ディーラーさんにはお手数を掛けましたが,今回も丁寧に対応頂き感謝しております。






2005.9.17

リコールの対処

「前輪ロア・アームのフランジ型ボール・ジョイント」についてリコールの届出が発表されて数ヶ月になります。

私のスマートも対象となっていましたので,今回の修理に合わせて対処をお願い致しました。当然,メーカーリコールとのことですので,部品代も工賃も無料です。問題はやはり平行車でもやってくれるのか,ということでしたが,こちらのディーラーでは正規車と同等に扱うとのことで,車番確認をメーカーで取れれば大丈夫とのことで,今回やってもらえました。対処済みのシールを貼ったとのことですが,多分部品に貼ってあるのでしょ うね(聞き忘れました)。恐らく,スマートの取り扱い店ならどこでも,正規・平行に関わらず対処してくれるものと思われます。


リコールのボールジョイント

余談ですが,購入時からのオーナー仲間の方からの素朴な疑問もあり,ついでにディーラーで聞いてみたのですが,リコールに伴う諸経費は予想通り,対処したディーラーがメーカー側に請求するそうです。部品は現物支給でしょうが,工賃に関してはユーザーに対する金額と同額を請求するか否かは不明です。直接ユーザーの利益に関係ないことをそこまで立ち入って尋ねるのもなんですからね。保障期間の修理についても同様だそうです。






2005.9.17

今回の修理のときに得られた情報

スマートのCPUチェッカーのシステムがまた変わったようです。以前は無線ランでサーバーにアクセスして,データのやり取りをしていたのはご存知の通りですが,前回の車検のときに接続を試みてくれた時には出来ませんでした。最新のシステムでは,個別のPCにデータが登録されており,メーカー側が平行・正規を関わらず,生産車全てのデータが提供されている可能性があるとのことでした。ここのディーラーでは私の車以外に平行スマートのメンテは行ったことがないそうで,本当にデータが取れるかどうかは,実際にはやってみないと分からないとのことでした。

今回は時間がなく試してもらいませんでしたが,年末にはまた車検ですので,そのときにCPUチェックが出来るか試してもらおうと思います。CPUチェックとパーツリストの閲覧がここのディーラーで可能になれば,全ての修理がここで可能になり,より安心して乗り続けることが出来るようになります。






2005.9.29

ブレーキスイッチ続報

10日程前にスイッチを交換してもらい,暫くは問題なさそうだったのですが,ふと気づくと点いてない!あれっと思い確認すると点いていたりも する。また,消える。う〜ん,こらあかん。ということでまた修理に持って行きました。今回は暇だったので最後まで立ち会って見学していました。 アンダーカバーを外すところや外した腹を見るのは初めてだったので結構楽しかった。

で,原因はとういと,よくは分からない。スイッチ本体は新品で初期不良もなさそうだし,取り付けも緩みはなさそうだった。そこで考えられるケース として,コネクターの腐食疑い,CRC系の復活剤のようなものをとりあえず塗布。さらに,プッシュロッドとスイッチとのクリアランが不適正かも 知れないということで私とメカニックの見解が一致,スイッチブラケット部の鉄板を少し歪めてからスイッチをはめ込んだ。なんとなく良さそう。

まれにスイッチの初期不良もあるので,暫く様子を見て改善されないようなら再度交換してみるということで作業を終了しました。アンダーカバーを 取り付ける際に,一本のビスの締め忘れ(半締め)を発見した私は,「ここ締まってないよぉ」と言いました(笑)。何でもそうですが,ミスを無くす には事後チェックが不可欠ですね。ここの店とメカニックの方には感謝しているのであまり言いたくはないのですが,「頼りにしてるのでお願いします よぉ」と付け加えておきました。

今回,写真も撮ってきたのでアップしておきます。アンダーカバーの内側はリフト設備がないとなかなか見られないので興味のある方はどうぞ。そう そう,最近の車は燃料タンクが樹脂なんですってね。知りませんでした。シャーシ塗装面は全く腐食はありませんが,裏面にある各部品の錆びが気になりました。


ブレーキ部(全景:右側が前/助手席側からの撮影) 下にぺろっと出ている扇状のものがドレイン。エアコンのドレインもこれと同じような形状らしい。


カバーを外したところ。ケース内右側の茶色いものがスイッチ本体


「カバーの裏側」

燃料タンクとバッテリーケース。手前中央のグレーの箱がバッテリーケース,やや左手奥の黒いのが燃料タンク






帰り道にて







2005.10.22

ブレーキスイッチ続報2

前回2度目のブレーキ不調後,やはり1週間程でまた同様の症状が発生しました。前回もそうだったのですが,ディーラーに到着 するとちゃんと点くんですねぇ,これが。どういう状況で点いたり点かなかったりするのか良くわからないのですが,兎に角 点いたり点かなかったりなんですね。

ケーブルとアース関係をチェックしたが問題はないらしいとのことで,原因はやはり湿気によるものだろうと推測されたようです。 前々回(初回)にスイッチ本体を交換したので,接触不良箇所はスイッチ本題よりもコネクター部と考えるのが妥当でしょうね。 前回アップした写真のように,スイッチ部はプラスティックカバーで厳重に保護され,更にその下にはアンダーガードもあるので 路面から跳ね上げた雨水などがザバッと掛かる可能性は殆どなさそうですが,「湿気」自体がドレインやケープルの隙間から入り 込む可能性はありそうです。特にケーブルの隙間を毛細管現象で伝わって来る可能性も高く,その点を配慮して今回はもう一度ス イッチを新品に交換後,コネクターに防湿用グリスを塗ったりケーブル取り回し口の防湿加工を念入りにやってくれたようです。 これまで4年以上なんともなかったものがスイッチと防水ケース交換後わずか数週間で接触不良になるのはやはり漏水等別の要因 があるようにも思えるのですが。

前回今回とも同一箇所の同一修理ということで無料でした。ディーラーが遠いので一度修理に持ち込むと1週間は預けることに なるし,受け渡しで往復するのに半日掛かるので手間ですが,平行車でも良く世話をしてくれる上,毎回洗車して返してくれるので 「まぁよし」と思っております。これで収まってくれることを祈るだけです。





2005.11.25

ブレーキスイッチ続報 最終

結局完治までに4回持ち込むはめになりました。11月の半ば前に戻ってからは全く問題なく点灯していますので,今後は大丈夫 そうです。

なんとなく思ってはいたのですが,原因はやはりスイッチの取り付け方だったようです。スイッチ交換時に本来の取り付け方法で 取り付けると,暫く使っているうちにプッシュロッドのストロークとスイッチの位置が微妙にずれてしまうようで,それを是正し たとのことですが,具体的には不明です。単なる取り付けミスのようにも思えますが,あえて追及はしないことにします(笑)。 メルセデスディーラーなので,ということで技術を信頼し,高い工賃を支払うのも止むなしと思っていましたが,そうでもない ようですね。高級ベンツで最低クラス(お荷物?)との違いでしょうか。他の専門店が近くにないので,とりあえずはここでメンテ はお願いすることになるので目をつぶっておきます。消耗品以外のトラブルが発生するようになってくると,この個体を維持する ことは過大な出費となるでしょうから,あと何年乗れるかは不明ですが。





2005.12. 1

2回目の車検

新車時の3年の車検は結構時間的に長いと感じますが,2年になると早いですね。昨今の自動車性能を鑑み,また,車検での整備 内容を考えと,私は車検廃止賛成派なのですが,政界と業界の利権がらみの車検制度は決して廃止にはならないでしょうね。自動車 の運行安全の為ではなく,税金の徴収と業界(特に地方の零細自動車工場)の保護の為に「必要」な制度ですから。

私がどう思おうが,車検を取らないと乗り続けることは出来ないので受けることになります。現在49000km程になります。 ベルト類やプラグは2万km台で交換しているので今回は交換の必要はないと思っています。ブレーキ関係もパッドやシューはまだ 問題なさそうなので,カップ部のオイル漏れがなければ特に部品交換はないでしょう。ちなみにスマートの場合には,いわゆる 「カップ」という部品はないそうで,シリンダー部と一体になっているそうです。ウォーターポンプは壊れてからでは自走して 修理に持っていけなくなるので心配な部品ですが,どうなんでしょうね。メカニックの話ではスマートのポンプは結構長距離走っても 壊れていないとのことですが。

今回も8万〜9万は掛かることでしょう。本当は短時間車検などを利用したいところですが,今回も今後のメンテを考え,保証金の 意味で高い車検料金を支払うことにします。今年テスターの仕様が変更になったようなので,今回はECUをテスターに掛けられる か実験してもらおうと思っています。来週中には予約をして月の半ばには完了の予定ですので,完了後また書き込みます。






2005.12.20

2回目の車検から帰ってきました

今回は予想外に費用が掛かってしまいました。もう少しいけるかなと思っていた後輪タイヤがどうしても交換しないと駄目だと 言われたのでその分も予想外で,それと例のリサイクル税も加わったので余計に高くなりました。

クーラーベルト切れで,前回ベルト類を2万km後半で交換しましたが,今回も交換になりました。こちらはすぐに切れそうという 状態ではなかったようですが,サイドにほつれが出てたようです。ディーラーが遠いので,いざ切れてしまうとまた面倒なことにな るので,交換してもらいました。また,持込の1〜2ヶ月前くらいから,ベルト周りかららしき異音が時折出ていたのも交換に踏み 切った理由です。今回はベルトテンショナーのベアリングがかなり劣化していたということでそちらも交換しました。その後,例の 異音は出ていません。

ブレーキ関係はリアのカップ部のオイル漏れがあるとのことで強制交換になりました。ユーザー車検制度が出来る前は,全車車検時 にカップ交換が義務つけられたいたので5年5万kmを考えれば妥当な線でしょうか。漏れは片側のようですが,部品が左右セット らしく(これも妥当)両側共交換になりました。

後は,カムチェーンからのメカノイズが増えているとの指摘がありました。これは自分でもかなり前から認識していた点ですが,特に 交換とかを考える必要はないだろうとのことでそのままです。タイミングベルトでさえ10万km保証ですから5万km程度で交換 になるようなら元々メカノイズの多いチェーンを使う意味はないですよね。テンショナーの磨耗はあるでしょうが, 切れて走れなくなることはありえないのでノイズが極端にひどくない限り問題なさそうです。

なんやかんやで予定の倍額になってしまいました(涙)。また,ECUをテスターに掛けられるか実験してもらおうと思い,告げて はありましたが,結果を聞くのを忘れていました。また先方からも報告はなかったので,やってないと思います。

2回目車検費用についての参考データ → こちら




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