更新した内容3





2006.1.22

ワイパーゴムの交換

まだ1年になりませんが,前回交換したワイパーの拭き取りが悪くなってきたので交換しました。昨年の 3月にPIAAのブレードに交換しました。輸入車用と銘打った「SSC53 No11 525mm/6mm スーパーシリコート」という商品で1本3千円ちょっとでした。しかし,どうもシリコンコートをしてあるゴムは具合が良くないので,今回はゴムだけスタンダードなものに変えました。「STAFMAN」というブランド名の品番が「F52G 525/6mm」というものです。国産車用で1本600円ちょっとでした。詳しくは知りませんが,「STAFMAN」というブランドはPIAA用らしいです。

オートバックスで買いましたが,店員の話によると国産車はワイパーブレードをウインドーに押し付けるバネの 力が弱く,輸入車はきつめであり,その為,ワイパーゴムもそれに合わせて,国産車用は柔らかめに,輸入車用は硬めになっているそうです。確かにゴムは若干硬さが異なっていました。

彼曰く,柔らかいゴムを押し付け力の強い輸入車のワイパーにつけるとゴムが潰れたり外れたりしてブレードの金属がガラス面を擦り,傷が付いてしまうことがあり,最悪で割れることもある,そうです。スマートの場合には押し付け力は特に強くないようで,実際に柔らかいゴムを付けて動かしてみましたが,とくに潰れやズレもないので様子を見ながら使ってみようと思っています。いまのところ問題なさそうです。紫外線など経年変化で一般にゴムは硬くなるのでこれより柔らかくなることもないでしょう。

古いゴムが2種類あるので,スマートオリジナルのブレードに直接はまらないかやってみると全く問題なさそうでした。きつ過ぎたり,ゆる過ぎたり,はまった時の位置のずれなどを今度もう一度よく確認してみて本当に問題ないようならオリジナルブレードにPIAA系のゴムを付けてみようと思っています。というのもPIAAのブレードの塗装はオリジナルと比べると安っぽく,錆びこそ出てないものの艶がなくなり雰囲気が悪くなって来たせいです。





2006.7.22

オイル交換での出来事

いつもは5000km程度で交換しているのですが,今回はメーターの切りの良いところまで我慢してもらって8000km程経っています。もう少しで6万kmです。よって次回から切りの良い5000km毎が可能になりました(そんなこたぁどうでもよい)。エンジン音がちょっとうるさくなって来たのと夏本場を前に,交換に行きました。通常ならわざわざ書き込む程のことではないのですが,ちょっと珍しいことがあったので書いてみました。

いつもの用品量販店で行いましたが,基本的にこういう店での作業は信用していないので,いつもは傍で見ています。きっと作業がやりにくいことでしょうね。でもスマートの場合,いまだに珍しいので車の特性や作業に慣れていないので監視は必要です。わやなことになってからではどうしようもないので。

今回は昼食のナンタコスを食べる為に,ちょっと離れたピットが見える待合所から見ていました。作業に入って暫く時間が経つのに上抜きのオイルタンクに汚オイルが出ていないような気がしたので様子を見に行くと,新しいオイルを入れていたお兄ちゃんが「この車ってオイルは2Lも入らないんですか?」と尋ねる。フィルターも換えたから3Lちょっと前後は入るはずだと答えると首をかしげている。廃油の量を確認すると,作業前にゲージを確かめるとローアーぎりぎりしかなかったと言う。何か異常(疑問)があったら声を掛けてくれと車を渡す時に言ってあるにもかかわらず,勝手な判断で作業を進めたようだ。

で,新たに入れたオイル量を確認するのにゲージを引き抜くと真っ黒け!!おいおい,新品オイルだろう!そこでなんでこんなに黒いの?と聞いてみた。古いオイルがいっぱい残っていたんじゃないの?と聞くと,「ゲージの長さを計って,その深さ分,吸い取りパイプを入れたんですが...」と2度3度繰り返す。「でも,抜けてないよね?」と吸引機の廃油タンクを見ると殆どすっからかん。

思うに,長距離を走ってきて,待ち時間もなくすぐにピット入りしたのでオイルが下がっていなかったんだろう...,にしても,まがいなりにもメカニックしてるなら,その位のこと気が付くべきだよな。このお兄ちゃん,うちのスマのオイル交換は2度目で,一回目はエンジンは掛けられないし,発進も出来なかった。それはいいだろう,俺もそうだったから,試乗の時には。でもって,フィルターの交換も出来ず,先輩に頼んでいた。これはいいことだ。自分の手に負えなければわかる者に聞く。これ基本。

今回はおかしいと思っていただろうに聞くこともなく,勝手な判断で新しいオイルを入れた。フィルターも換えてるのに意味ないじゃぁ〜ん。で,どうしたか。当然,抜いてもらった。出るは出るは,4L近く出た。真っ黒けっけ。その後,新たにオイルを入れてもらった。ここでまた問題が。オイルの量を確認するのに,エンジンを掛けて暫くアイドリングし,とめてすぐにゲージで計っている。おいおい,そら,あかんやろ。6分目ほどだったのでOKと言ったものの,数時間駐車後,オイルが下がった状態で計るとアッパーぎりぎり(ちょい超え)。オイルキャップには入れすぎるなって書いてあるのに...。それほどオーバーではないのでまぁいいかにしてある。

オイル交換するのに1時間以上掛かり,その上,見てなかったらどうなっていたか。そら恐ろしいこった。鶴亀つるかめ!やはり,嫌われても作業は傍でみていないと駄目だね。いつも行くタイヤ屋さんは,ジャッキポイントをいつも気にしてくれるので安心だけど。で,作業終了後,イモビが解除出来ず,バックも出来ず,ピットから出てくるのを数分待った。お兄ちゃんご苦労様でした。悪くは思っていませんよ。でもしっかり技術は身に付けようね。ちなみにオイル代は当然1回分です(爆)。

追伸です。ここの店では私しかスマは居ないようだけど,毎回フィルターの取り寄せを注文しているのだけど,,最近は常備してくれるそうだ。なのにぼさーとしたフロア長とかいう名札のおやじあんちゃんは言ってくれないから,また手付け1000円を払っちまったじゃないか。本当に何を言っているのかこっちのいうことを聞いているのかいないのか,とろい奴で腹が立つ野郎だったなぁ。前に来たときには居なかったのに。これから居座るのだろうか...。そういやぁ,ねえちゃんも愛想ないんだよなぁ...。ピットの兄ちゃん達は結構気さくなんだけど。





2006.7.26

怒りの飛び石

悲しいことが起こった。実は先月6月の末のことであった。3台がつながって走っていた。先頭が半端に遅い。その後ろも先に行きたそうだが抜かない。で2台をまとめて抜こうと車間を詰めかけると,前の奴が加速し抜きに掛かった。それ自体は予見していてのでいいのだが,野郎,石を飛ばして行きやがった。車間を詰めていたお陰で,フロントガラスにヒットぎざぎざ傷が入ってしまった。1mmはない小さなものだがぎざっている...直るかなぁ...と思いつつ,ガラス補修材をネット(オークション)で買った。商品名はなんだか長ったらしい。「ファイブステップ リペアシステム ウインドゥリペア ミニ」というもの。「隆成コミュニティ」という会社の製品で,送料込みで2130円だった。屈折度や透明度はガラスに近いらしいが,元々,単なんるレジンなので,いずれは剥がれる(外れる)んだろうなぁ,と思う。

ぎざぎざ傷は手ごわいらしい,が,実際にはまだ作業はしていない。2液性ではなく1液性の感光硬化型なので,日光を100%遮断して作業するようにとある。って,真夜中しかないじゃん。で,作業後は直射日光に当てないといけない。じゃぁどうすんの...いつ作業すればいいのぉ〜。だからまだやってません,っていうのは嘘で最近暑くて外での作業はしたくないだけなのであった。実際の作業の様子と結果はまた後日。


ここからは後日談です。その後また,崖から落ちてきたらしい小さな石が当たって,別の傷が出来ました。これも小さなものです。それを機に重い腰を上げました。

作業説明に従って注意深くやってみたのですが,上手くいかず,最初から何度か繰り返してみましたが,失敗でした。あまり小さ過ぎる傷には無理なようです。車検には影響なく,破損が進むようなものではないということなので,そのまま放置することにしました。

OEMか社外品でUVカットのものがあれば交換を考えていいので,当たっているところです。





2007.3.15

ヘッドライトのバルブ交換

なんだかライトが暗いなぁと思っていたら,左側が球切れをしていた。右側の一個でもレンズカットがいいお陰で,照らす範囲が広く,その上,光が綺麗にV字にカットされているので,支障なく走れるのに驚く。とは言え,切れたままにしておく訳にもいかず交換する。7年目7万3千kmで初めての交換だ。電球自体の交換は他の車で何度もやっているので問題ないが,スマートはヘッドライトの裏が極めて狭い。他のサイトなどでも少々やっかいな作業だとよく書かれているので,ちょっと躊躇したが,聞くとやるとじゃ大違い。片側5〜6分で終わった。

ヘッドライトは当然ながら左右同時に点灯するので,片側が切れたら両方同時に交換するのが普通だろう。 純正品が長持ちするので欲しかったが,すぐには手に入らないので,ホームセンターに行く。廃車したまま置いてある他の車から取っても良かったのだが,あんまりしみったれた根性だと,すぐにまた切れて二度手間になりそうなので,新品に交換することにした。

小糸のバルブが2個1980円であったので,それにした。「55wで100wクラス(3600k)」というよくある謳いの球だが,体感的に倍の明るさではないのは既に経験済み。かつて別の車で試したのはメーカー不詳のものだったが,半年もしないうちに切れてしまった。そんな経験から,純正が良かったのだが,小糸なら信頼性が高いだろうということで,これに決定。あまり白っぽい球は,視認性が低いので好きではないが,実際,換装して灯してみると,純正色とさほど違和感がなく,安心した。反面,やはり明るくなったという感覚もなかった。




次に交換手順について。上にも書いたように,取り付け方に関しては,通常の国産車と同じなので,経験のある人なら全く問題はない。


1)まずフロントインドー外側下の「鯨の歯(「櫛」と称する人もいる)」を外す。向かって左側の目(右ライト)の場合にはそれで準備は完了。向かって右側の目(左ライト)の場合には,さらにその内側(下)にある吸気口のダストカバーを引き抜く必要がある。網目状のプラスティクカバーの左右の端を持って,適当に前後左右にずらす感じで手前に引っ張れば簡単に外れる。







2)次はランプの位置を確認する。ボディのかなり外側にある。写真は向かって右側(左ライト)の例になる。ラジエターリザーブタンクの右奥にある白い角ばったケース(赤丸のもの)がライトケースの裏側に当たる。反対側も当然同じものがある。





下の写真の青い矢印は照射角の変更用ギアーだと思う(下側にあると聞いているので,違うかもしれない)赤い矢印の弧状のところにはゴムのダストカバーが付く。緑の矢印は電球の位置を示している。赤矢印の白い円弧は直径8cm位あり,その中心に電球が刺さる。



電球は,クーペの2001年型まではH4タイプのソケットで,カブリオやそれ以降のクーペではH7タイプのバルブが使われているようだ。この車はH4である。

長く交換していない場合,カップラーが固着して抜けにくいことがあるので,カップラーが抜けにくいときにはゴムのダストカバーをまずめくってしまう。このカバーかなり緩い。

次に電球をとめている2本のリング状のバネを探す。探すといっても目では見えないので手探り作業となる。これが人生最初のバルブ交換の人と,他の車での経験者との違いはここで出ると思う。

電球の固定方法は,電球をその裏側から鹿の角のようなリング状のスプリングで押さえてあるだけの簡単な構造だ。脱着には工具は要らない。

角の端(直径2mm程の円にまげてある。)を手で探る。電球の上側に「端」はあるので,その辺りを探るとすぐにわかる。その端が見つかったら,自分側(車の前方)に押し下げるようにして円弧の内側にずらしてやると簡単に外れる。もう一方の端も同じように外す。するとライト本体に固定されていた電球はフリーになるので,ゴムカバーとハーネスごとゆっくりと後ろ側にひっぱってやると,ライト本体から外れる。



ゴムのダストカバーは電球とコネクターに挟まれてはまっているので,コネクターを抜けば,ゴムカバーははずれる。密閉性を高める為に,ゴムは電球にきつめにはまっているがやぶらないように気を付けてひっぱれば抜ける。カブリオや高年式車はゴムのダストカバーではなく,プラスティクのカバーが付いているようなので,そのはず仕方は少し異なる。1本の爪を押すようにするとカバーは外れるらしい。詳しくは他のサイトでどうぞ。その後の作業は同じ。



どちらかというと問題は組みつけるとき。まず,新しい電球をライト本体に入れる。ハロゲンランプは電球部を指で触ったり,オイルが付かないように気を付ける。

入れ方は,上のヘタクソな図にあるように,電球のフランジの下側には,1個か2個の長四角の穴が開いているので,それが下側。すると3本のうちの一本の爪が真上に来る。大体この位置を保ちながら,ライト本体の中央を狙って差し込む。

このときライトのレンズ越しに電球の様子が見えるので,さほど位置決めは難しくないだろう。定位置にぴたっりと収まると,がくがくしないで安定するのでわかる。ただし,電球の後ろ側を押さえていないと外れる。この状態で,さっきのリング状のスプリングの端を2箇所のライト本体にある爪にはめればよい。が,しかしだ,これが少々厄介。なんせ見えない上に,片手しか入らないからだ。狭い隙間に片手を入れて,1本の指で電球の尻を押さえながら,別の指でリングスプリングを爪に掛ける訳だから,お立会い!

他の車でもいいので,上の絵の構造を実物で見て,触って知っていれば,結構簡単だが,全くの初めてだと結構手間取るだろう。あとは運と根気でやって下さい。誰でも最初は,未経験者ですから。片側5分以内で終了した初体験の方は,すぐに宝くじを買えば当たるかもよ。という訳で私も無事に終了しましたぁ。

換装を終えての感想

右手が効き手なので,左手を使う向かって右のライト(左ライト)の方が作業しづらいかと思いきや,実は右手を使う右ライトのほうが大変だった。何故なら,利き手であるがゆえに,右手は太く,奥まで手を入れるのが大変だったのだ。世の中,予想外のことが起きるものだ。あんまり意味ない写真なのにデカ過ぎたかも。やっぱり一眼はいい。無理して買い換えた甲斐があった。