更新した内容4

 



2007.5.24(75,800km)



エンジンオイルの交換 オートバックスでは上抜きのオイル交換は行えないとのことだったので,ずっとジェームスというカー用品量販店で交換をしていた。なんで76000kmも走った今更になって自分で交換をしようと思うようになったのには2つの理由があった。

理由その1 こういう量販店ではメカニックの質が低い上に,人員の入れ替わりが激しい。いまでも珍しいスマートなので,1度でも交換をやった経験のある人でないと,安心して任せられない。前々回などは,1Lも抜けていないのに平気で新しいオイルをつぎ込んで「終了しました」と来たもんだ。抜けたオイルの量をチェックすると微々たるもの。で,店員に「これだけしか抜けなかったの?」と尋ねると,「そうですね。」と自信なさげに答える。「余りに少ないと思わない?」と優しく聞くと,「ちょっと変だと思いました。」と目をそむける。「変だと思ったら,ピット責任者に尋ねるなり,オーナーに確認するのが普通じゃないの?」と優しく語り掛ける。「そうですね,すみません。」と反省はしているようだった。「じゃぁ,どうする?」と優しく尋ねると,「もう一回やり直してみます。」とオイルを抜き始める。今回は2L程抜けている。毎回,そばで作業が終了するまでずっと見ているのだが,この時にはたまたま見ていなかった。そしたらこの始末だ。まぁ,新しいオイルでエンジン内を洗ってもらったと思えばいいことだけど,指摘しなかったらそのままだと考えると笑ってもいられない。行く度に,車の動かし方を教えないといけないのも面倒だ。まず,キーを挿す場所がわからない。しきりにステアリングの左下を覗いている。キーの挿し込場所がわかっても,イモビがわかってないか(車屋に勤めていてイモビを知らないのでは話にならないが),イモビが付いていると知らないので,エンジンが掛からない。放っておくとキーの頭がもげそうになる位,力いっぱいキーをまわそうとする。ええ加減にせぇーつぅーの。 次にシフトレバーの操作がわからない。エンジンが掛かった後,ブレーキを踏んだままで1〜2分留まる。大体ここで教えに行く。動かせたとしてもかならずマニュアルモードで帰って来る。初めはピットの穴の上まで自分で運転して行っていたが,いい加減大丈夫だろうと思ったが学習能力はないらしい。更には,下に潜ってドレインボルトを探す。「ないよ。」と声を掛けると,「えぇ!?」と言う。毎回人が変わると「上抜きオンリー」も言わなければならない。こんな調子だから,オイルフィルターエレメントの交換に際してはハラハラものだ。面倒なので様子は書かないけどね。


理由その2 店で抜くとなると,当然ずっと走って来た後になる訳で,かなりエンジン内にオイルが回っている訳だ。だから,きちんと作業したとしても,古いオイルの残量は少なくない。自宅なら2〜3日乗らなかった後で抜けば,殆どのオイルはオイルパンに下がっているだろうから,多く抜けるだろうと考えた。ちょうど電動の上抜きポンプがオークションで安く買えそうだったので,自分でやることにした。新品で3000円位だった。



という訳で,本日,初めて買ったポンプで交換した。若い頃は金がなかったので,下抜きの車やバイクは自分で交換していたが,最近は交換料金も安いし面倒なので任せていた。この電動ポンプは結構使える。ただ,電源が12Vというのがちょっと面倒。古バッテリーを使って動かした。揚液量もまぁまぁで,数分で2.3L位が抜けた。やはりオイルの殆どがパンに下がっているようだ。オイルの吸い上げは放って置くだけなの手間は一切ないが,使用後にオイルを吸ったパイプ類を掃除して片付けるのが面倒と言えば面倒。



それでも抜けたオイルの量を正確に知ることが出来るし,新しいオイルもそれに合わせて入れればいいので安心と言えば安心だ。

いつもは「モービル1の10W30」だ。以前は夏場は上をあげて「0W50」を入れていたが,今回は「5W40」を入れてみた。4L缶で6200円位だったか。



大体5000kmめどで交換し,1回おきにフィルタを交換しているので,次回は1L缶を足すと,4Lで2回分にちょうどよさそうだ。1年程度で使い切れば,劣化も許容内程度で済むだろう,ということにしておく。オイル量が多いと白煙を噴くので,自分で調整出来る方がいい。それに苦になるほどの面倒さでもないし,年に2回程度の作業なので,今後は自分でやることになりそうだ。


久しぶりにエンジンルームを開けた訳だが,砂誇りが結構溜まっている。エアクリーナエレメントをそろそろ新品に交換しようと暫く前から考えている。2500円位で通販で買えるがまだ買っていない。今回もエレメントを外してエアで吹く。かなり溜まってる。やっぱり交換した方がよさそうな色になっている。前回エアで掃除した時からだけどね。ぼちぼちオイルフィルタと一緒に買っておくとしよう。

やっぱりオイルを交換した後はエンジンの吹き上がりも軽く,音も軽く聞こえる。カムチェーンの音も静かなような...若干の事実と殆どのプラシーボとはわかっていても,気持ちがいいもんだ。(注)写真が青いのはブルーシートの下で作業した為。


作業をしていたら,こんな奴がやって来た。ゴキブリじゃないよ。カマキリの幼生。身長5mm程だけど,一人前に鎌を構えてポーズをとる。



 



2007.6.1(76,500km)



エアクリーナーエレメントの交換 すぐ上の記事のオイルを交換したときに,エアクリーナエレメントの掃除もしたが,汚れがひどかったのでついに交換することにした。これまで,7年で7万km以上を走っており,掃除も定期的にしていたが流石にこの状態。↓



エンジンルーム左隅の四角い黒い箱がエアクリーナーチャンバーで,四隅にある爪を外すと,蓋が外れる。中のエレメントは,円筒状のパーツで芯の部分が押さえられている。エレメント前方のドーナツ状の黒いリングを前に手で押しやる。エレメント自体は後ろの筒状の部分に刺さっているので,ちょっと力を入れて前に「こじる」と抜ける。



以前はよくエンジンルーム内も綺麗にしていたが,最近は放ったらかしだ。一度綺麗に掃除してやろうと思っている。が,いつもの通り,思っているだけで重い腰が上がる気配はない。



エアエレメントの交換によって体感レスポンスが上がるとは思えないが,エンジンにはいいはずだ。最近燃費が少し落ちているようで,その原因のひとつにはなっているだろう。



いずれにせよ,この2つのエレメントの色の違いを比べれば,交換したということだけで十分気が治まる。オイルフィルタエレメント2個(写真の下側)と一緒に注文した。通販だ。

値段はこの時点で,エアフィルタが2680円,オイルフィルタが810円だった。この値段なら,エアフィルタも車検ごとに交換してもいい値段だ。メルセデスで交換してもらうと,きっと5〜6000円になるんだろうなぁ,と思いながら,写真を撮ってみた。





2007.6.1(76,500km)

リアフェンダの交換

こんなんなりましたぁ。



今,若者の間で流行りの左右チンバの靴と同じ。若者であるおじさんも(ぅん?)当然流行りに乗ってみるわけで...。うぅ〜ん,おいらの美的センスには合わないぞぉ...なんかへん...やはり両側共変えよう。

参考までに交換の手順。リアは簡単だ。ボルト7本を外せばいいだけ。ボルトの位置は最初の写真の矢印のところ。横はフェンダ本体前方(ドアの脇)に左右各1本ある。サイド中央上側(下の写真の矢印)にはめ込みのツメがあるので,ボルトを全て外した後は真後ろに引っ張るようにずらすとカポッっと外れる。



何年乗っても慣れないバックで3度程ぶつけた結果,ついにボルト部にもヒビが入ってしまった。FRPはやはりポリカより弱い。このままでは走行中に落としそうなので,仕方なく交換することにした。今回も中古の軽サイズのFRPフェンダーだ。色違いはご愛嬌。



矢印の3個のストッパーと黒いスカート部をつなぐ1本のボルトを外すとフェンダと中央パネルが分割出来る。



ストッパーを外し,フェンダーを中央パネルから分離したところ。一番上にツメが残っているのは,ぶつけたときに折れたからだ。取り外し中に折れたのではない。このツメは1本位なくても支障はないようだ。



フェンダ側に3本の「ツメ」が出ていて,それがセンターのパネルの溝にはまっており,はめた後に金属のストッパーがかぶさっている。これはきつくはまっている上に,上方に引っ張っても外れないように「返しの爪」が付いている。よって外す時には無理やり引っ張り上げるのではなく,左右どちらかに水平方向にスライドするようにマイナスドライバーなどでずらすと簡単に外れる。コジたり,引っ張ったりすると爪が折れる可能性があるので注意。はめるときには反対側(表側)を手で保持し,真上から指で金具を押し込んだ後に,ドライバーの柄などで軽く叩きながらはめ込むと入る。一連の写真は純正ポリカ製のフェンダーを外したときの様子。純正フェンダーは当然きちんとはまるが,社外品の軽対応FRPフェンダーが数種売られているが,ものによっては爪の位置などの加工精度にばらつきがあるので,若干の加工を要する場合もある。



後ろのパネルがないとかなり間抜けな状態だ。エンジンと居室を守る衝突用のビーム(銀色の角パイプ)が横に通っているのがわかる。追突されると,このビームが衝撃を吸収し,エンジンが斜め下方に落ちて,クラッシャブルゾーンを確保するようになっている。また,シートの背もたれも異様に分厚い鉄板で出来ているのは追突対策だ。





2007.6.4(79,000km)

リモコンキーの修理

基板や機能に問題はないのだけど,ボタン部が物理的に破損した。社内に置いてあったら熱で溶けたということだ(妻の談話)。



真ん中のオレンジの目玉の縁が割れてしまった。どう修理しようかと考えた結果,柔軟性・弾力性があって形が形成がし易いことから,シリコンコーキングを使うことにした。



SWボタンを押しつける裏側のツメがついた中央部が残存していたので,それをそのまま利用出来た。穴の中心にそれを置いて,周りをシリコンで肉盛した。強度的には問題なさそうなので,当分は使用出来そうだ。また,中のSWを押す機能も良好だ。



参考までにキーの分解方法。まず,写真右端の鍵側にある半月状のキャップを外す。これが少々外しにくい。隙間を爪で押しながら,本体裏側の「ヘソ」をマイナスドライバーで上手く押すと抜ける。押すといってもヘソの中の爪は動く訳じゃないので,やってみないと説明が難しい。

半月状のパーツが外れたら,次に本体の丸い部分を割る。本体後ろの方に切り欠き(溝)があるので,太目のマイナスドライバーなどで軽くこじると割れる。

半分に割ると基板がぽろっと落ちる。その下に電池が入っているので,電池の交換時にはこの作業が必要になる。通常電池は5〜6年は持つみたいだけど。なお,ディーラー車の赤外線式3つ目ボタンは分解したことがないのでわかりません。