更新した内容7



2007.12.6(83,500km)

3回目の車検



ゆえあて,今回の車検は地元の一般修理工場にお願いした。値段的には特に変わりはないが,町内にあるので何かと便利だ。いつもは1時間半離れたところまで持っていかないといけないが,ここは取りにも来てくれる。

先般,オーバーホールをしたところなので,ブレーキ類を初め問題はないので,車検内容は法定チェックの部分のみだ。部品交換はない。 3回目の車検料金は
別ページに掲載。



2007.12.21(84,000km)

フロント・ストラットの交換



この車を購入して2年目位の頃,山道を徐行して走っていたときのこと。カーブでちょっと脇見をした。直進性に乏しいこの車の場合,脇見は厳禁だと思ってはいたが,ついついと。で,側溝の縁石に右タイヤをぶつけた。縁石は垂直な石で,時速15〜20kmだったと思うが,一瞬何が起こったか分らなかった。


次の瞬間,状況を把握し,外に出ると,タイヤはパンクしていた。とりあえず修理キットからコンプレッサーを取り出し,空気を入れてみたが,全く効果なし。良く見ると内側が5cm程裂けてしまっていた。当時はスペアタイヤを持ち歩いていなかったので,家までの2km程をそのまま走ることにした。

いざ車に乗り込むとハンドルがなんだか変。直進しているのにハンドルが45度ほど切れている。状況を理解し,ダメージにがっかりしながら帰った。その後は修理もせず,タイヤだけを交換して走っていたが,2000kmも走るとひどい偏減りが起こり,3000kmでもうスチールが出てくる始末だ。コーナーでの安定性にも不安がある状態だ。


これでは年に3〜4回タイヤを交換しないといけないし,危険もあるので,堪らず修理屋に持ち込み,ざっと見てもらうが,外見からは特に曲がりはわからなかった。その場は,アライメントをずらすことでハンドル角のズレと若干のホイール位置の修正をしてもらった。これによってコーナーでも挙動の不安がほぼなくなり,タイヤの寿命は倍くらいにはなったものの,あいかわらずの偏減りなので,途中でタイヤを裏返して組み直してもらっていた。


7〜8年が経ってようやく根本的な修理をすることにした。先にディスクパッドとローターを交換した際に,フロント回りを診てもらったのだが,そこでストラットの位置がおかしいと分った。後日分解してストラットを取り出してみるとナックル部分がはっきりと分るほど曲がっている。


ことによると,フレームの取り付け部にもダメージがあるかも知れないが,これ以上は大事なので,とりあえずストラットだけを交換することにした。


その効果あって,交換後は偏減りは全くなくなり,コーナーでのフィーリングも問題がなくなった。100%とはいかないかも知れないが,殆ど完治したと言えよう。この程度の修理で済むなら,その当時にやっておけば良かったと後悔している。




ステアリング・ダンパーの交換



ステアリング・ダンパーからのオイル漏れが激しいことを発見したので,こちらも交換した。
このダンパーはステアリングの挙動を抑える為のもので,欧州車には結構採用されているらしい。車によっては,これがないと(不具合があると),かなりあばれたりすると修理屋が話していた。


部品はフロントサスのダンパーとは異なり,かなり細い。大型バイクのステアリング・ダンパーに使われているのと大差ない。スマートでは1本だけ使われている。



ちょうど,上の写真のアンダーガードのフロントの,前端の方についている。この車はアンダーガードが前から後ろまでついているので,個人のメンテには不便だ。リフトアップするかこういう壕がないとメンテは不可能。



この写真ではよくわからないがこういうところについている。アンダーガードを外せばすぐに見えるところにあるし,場所的にも取り付け方法からも,交換は簡単に出来る。



バッテリーの交換


なんと初回のバッテリー交換です。丸7年もちました。ディーラー車はシールドタイプのようですが,平行車ですので,注水が必要なタイプです。年に1〜2度のチェックと注水により予想をはるかに上回る年月使えました。まだ上がったり,特に電圧低下は感じませんでしたが,水の減りが多くなって来たので,冬場ということもあって交換しました。


長寿の理由は,電解液にヨーグルトを混ぜたせいでしょうか。勿論,冗談です。ほぼ毎日往復20km程度走っていたのと,毎週末には300〜500kmを走っていたのが要因でしょうか。バッテリーは使用条件で大きく寿命が異なるようです。勿論,元々の性能差もあるのでしょうが。

ここで購入しました。BOSCH の PSI-4C と言う商品です。送料込みで14500円程でした。シルバーというひとつグレードの高いものも検討しましたが,保証期間が同じだったので,安い方にしました。寒冷地ではないので,寒さは問題ない反面,貧乏なので寿命重視です。

注水キャップはないので,シールドタイプのようですが,ガス抜きの口は付いています。私が知っているシールドバッテリーは,ガス抜きもない完全シールドタイプでしたが,こんなのもあるのですね。前のみたいに長くは持ちそうもないですね。

なお,ガス抜きパイプは付属していませんでしたので,元のを使いましたが,若干太さが細いのでテープを巻いて合わせました。と言っても自分でやったのではなく,廃バッテリーの処理に困るので,このページの修理をしてもらった工場でやってもらったのですが。