書籍の紹介
その他の拙著の紹介です

飛行機本の他にも手慰みで本を出版しております。中南米バイク放浪旅の写真随筆集,猫写真の1行エッセイなどです。御用とお急ぎでない方は,是非このページに目を通してからお帰りください。


中南米バイク旅のエッセイ集
1970年代の後半から80年代初めに掛けて,バイクや自転車で世界の各地を放浪する日本人の若者が数えるほどですが居ました。ここで紹介する本は,バブル前夜と言える1982年から1984年に掛けての1年半に渡り,アメリカのLA(ロス・アンゼルス)をバイクで発ち,南米大陸最南端のフエゴ島(ウシュアイア)を折返して,LAに戻るまでの6万キロの私の旅の話です。
カンナビスを友にカワサキKL250で中南米を旅した恋と冒険の話です。写真を多様し,合併版の2巻を除き,1カ国ごとに往路・復路を1冊にまとめて6巻の随筆にしました。今では見られれない風景や町の様子もあり,発展した現在の中南米諸国とは違う発展途上であった当時の様子を味えるはずです。現在の様子をグーグルマップのストリートビューなどで比較すると面白いかも知れません。
ネットもなく,中南米の情報は個人では殆ど得られない時代の話です。特に中米では政情不安で国内紛争などもありましたが,それでも社会全体がおおらかな時代でした。情報過多な現在では経験できない貴重な旅を追体験して頂ければ幸いです。セリフのひとつひとつまでが正確という訳ではありませんが,全て事実に基づく出来事とシチュエーションを,当時の手記を基に随筆として仕上げました。


"Sueños en Mexico"「メヒコでみた夢」 59ページ ¥1,191
船便で受け取ったバイクでLAからメキシコ国境までをカナダ人ライダーと共に走り,メキシコ領のバハ・カリフォルニア半島を走り始めた。初めて経験する海外の旅で,言葉(カステヤーノ=スペイン語)が全く判らないままに,言葉を覚えながらのバイク旅が始まった。最初の旅の道連れのアメリカ人ライダーと共に過ごした日々。そのあとメキシコ本土に渡り,運命だったのか偶然なのか,小さな村で出逢った都会暮らしの娘と恋に堕ち,ついには居候。往路で約1ヶ月半,復路で2ヶ月半過ごした国でのお話です。





"Al fin de la Tierra"「地が尽きる処へ:アルヘンティーナ」 65ページ ¥1,258
旅の折り返し地点の国。時は折しもフォークランド紛争の直後の話です。南米大陸最南端のフエゴ島ではドイツ人ライダーたちと10日ほどを共にし,草原のパンパの小さな村では高校生たちと1ヶ月半を,そして致命的なバイク故障の修理のために首都ブエノス・アイレスに1ヶ月滞在し,そこで出会った国際二輪ライダーのアルゼンチンチャンピオンとカワサキ・エージェントの社長との交流など,合わせて3ヶ月半の間に忘れ得ない沢山の出来事がありました。また,50年・100年に一度という大雨のあとのイグアスの滝は,尋常ならざる迫力がありました。




"El galope al Cielo"「天空への襲歩:ペルー」 71ページ ¥1,271
50年・100年に一度という大雨でパンナム道路の橋が軒並落ちており,それが原因で体調不良で死にかけて,日系2世のおばさんに世話になりました。当時まだ世界遺産ではなかったマチュ・ピチュ遺跡での野糞と列車の脱線と駅員のもてなし。地上絵で有名なナスカ村で知った旨い果物。ひょんな流れから生まれた素敵な女性とのアヴァンチュール。往路復路を合わせて僅か1ヶ月ほどを過ごしただけですが,深く記憶に刻まれた国です。またアンデス山脈の4千メートルを有に超える峠を幾つか越えたことで,高所では本当に空気が薄いのだと実感できる貴重な走行経験をしました。





"La Costa, El Desierto y Los Andes"「海岸,砂漠,そしてアンデスの山々:エクアドル・チレ・ボリビア」 88ページ ¥1,430
エクアドルでの赤道を越える走行は想像とは異なるものでした。また油断から盗難にあったり,それがきっかけで知り合った青年とカンナビスに浸ったりと,往復で2週間ほどしか滞在しませんでしたが,記憶に残る日々を過ごしました。
チリのどこまでも続く美しい沿岸の砂漠とそこに果てしなく延びる直線道路。国境線の関係で,南部ではアルゼンチンとの行き来が何度か発生します。バイクを壊されたり,トラックに轢かれそうになったりと,この国でも様々なことが起きました。
ボリビアの標高4千メートルというアルティプラーノを進む中,原因不明のこれまでに経験のない体調不良で往生したことも,今となっては懐かしい想い出です。復路で2週間ほど滞在しただけでしたが,体調不良がなければもう少しあちこち廻ってみたかった国です。スペインに富を搾取され尽くしたボリビアは,当時の南部の最貧国といえるでしょう。





"Shangri-La en Centroamérica"「中米の桃源郷」
「グアテマラ・エル=サルバドル・オンドゥラス・ニカラグア・コスタ=リカ・パナマ・ベリーセ」
2023年12月末発売予定

グアテマラにはティカールというマヤ文明の大きな遺跡があって何日か滞在し,カンナビスを通じて,昔のマヤの人々と交流しました。中米諸国は,数時間で,冷帯の高地から熱帯のジャングルまで移動できる地域ですが,熱帯独特の気候が好きでした。ここでも女性絡みのお話があります。これらの地域の幾つかの国は政情不安で,銃撃戦の跡を間近にしたり,検問で兵隊に銃を付けつけられることもありました。しかし,アメリカナイズされたパナマを除き,どの国の国土も美しく,ゆったりとした人柄の国民が素敵な国々でした。特に,エル・サルバドルやニカラグア,コスタ・リカは,永住したいほどの,この上なく美しい国々でした。カンナビスが似合う国々でもあります。





"La Moto y las Chicas monas"「コロンビアのカワイコちゃん」2024年1月末発売予定(仮デザイン表紙)
往路では1週間だけの滞在でしたが,復路では2ヶ月半滞在しましたが,その殆ど全ての日々をひとつの街で,その時に知り合った女の子たちとを過ごしました。コロンビアには情熱で美しく魅力的な女性が多いですね。バイクの運転を教えた話と,彼女たちとの恋バナが中心です。また,コロンビアと言えばヘロインやコカインの巣窟。それを扱うメデジンカルテルとの絡みの話もあります。ちなみに,全く害のないカンナビスとは違い,ヘロインは完全に人間を廃人にしてしまいます。法律に拘わらず,一度でも手を出したら終わります。






猫のエッセイ冊子 などです

「『る』の猫たち(Vol.1)」B5判 31ページフルカラー ¥1,307

我が家の猫たちと自由猫,そして友人であるジュンイチ氏・ナオヒサ氏・ヒデアキ氏・ユウスケ氏から寄せられた猫写真に,私が1行コメントを付けた写真集です。





「『言う』の猫たち(Vol.2)」B5判 27ページフルカラー ¥1,386

Vol.1の「『る』の猫たち」で協力頂いた面々に加え,同じく友人であり,最近は鴨好きでもあるらしいあのねこ好きのヨッキれん氏が廃道探索で出会った多数の猫写真も掲載しました。今回も私の1行コメントと,ヨッキれん氏のキャプションも掲載しています。また避けては通れないのは別れ。多くの写真集ではみられない,子猫から大人をへて葬送の儀までを哀悼の意を込めてまとめた写真も掲載しました。





「改訂版 本の見本の本」¥1,202


「本の見本の本」の内容を精査し,出版後に更に判ったことを私なりにまとめ直した改訂版です。






「本の見本の本」¥1,228


アマゾンPOD出版に最適な写真の解像度と色合い,文字のサイズやフォントなどについて,画像サイズと画質との関係を実験した見本です。アマゾンPODは,レーザーコピー機のような仕上がりで,従来のオフセットなどに一般書籍用の印刷機とは異なり,カラー300dpi・モノクロ600dpiや185dplなどといった基準とは異なることが判りました。それらをよくあるテストパターンではなく,風景や動物など,実際によく使うであろう写真やフォントを使って見本にしました。






「伊勢フライングビーナス作品集 2019」¥1,100

三重県伊勢市の模型クラブ・フライグビーナスの皆様の合同作品集です。



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