FW190A8/U1 Würger FW190A8/U1 Würger
●実機について●
ドイツでは,戦争後半に高等練習機として,メッサーシュミットBf109やフォッケウルフFw190単座戦闘機を改造した複座が製造された。このFw190複座高等練習機には,3タイプの異なる形状のキャノピー形状がみられる。このタイプのキャノピーの機体は1944初頭に3機のみ改造されている。この時期になると,日本同様に熟練パイロットの消耗が激しく,かつ,機体だけではなく,飛行練習に当てるガソリンも不足しており,戦況は既に決定的となっていた。



●制作について●
本作は,前作に続く複座高等練習機の2番目のタイプで,3機のみ製造されたキャノピー形状を持つ機体の1機である。今回も前回に続き,アオシマのキットをベースに,プラバンをバキュームで成形した自作キャノピーを使った。このキットは,食玩の作りと同じで,あまり扱い易くはないが,食玩の硬質ビニールのようなものではなく,素材は一般的なインジェクション素材と同じなので,加工性は良い。




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