SPL
● SPL-1 ● Amodel 1/72
実機について
よくはわからないが,第二次大戦初期の偵察用小型飛行艇。2人乗りのボートに翼が付いたようなオープンコクピットの機体。なかなか良い。好きだなぁ,この手の飛行機は。
キットについて
AモデルというメーカーもオリジナルなのかOEMなのか良くわからないが,多分,制作時期によるのだと思うが,出来の悪めのキットと出来の良いキットの2タイプあるようだ。だが,そのプロトタイプのバリエーションの広さは貴重。とは言え,主にソビエト機ではあるが。
なぜか日本ではソビエト機は人気がないが,他国の「パクリ」的なものやものすごくユニークなものとその幅は広く,きらいではない。モデラーにとってはなかなか魅力的な機体が多く貴重なメーカーだと思う。(制作2006年)
制作について
これは出来の悪いタイプのキットで,とにかく部品の合いの悪さは天下逸品。泣きそうだった。が,反面完成がとても楽しみで,制作中も嫌気が差すことはなかった。本来なら,主翼のリブを少しレリーフしてから制作するとグッと良くなりそうだ。今回は塗装でリブ山を表現して。まだキットは2個あるから今度は手を入れよう。
トラス構造の胴体後部は強度が弱く苦労する。エンジンマウントもそうである。また,オープンコクピットなのでか,パイロットとコーパイが付いており,雰囲気を盛り上げる。おっさん風と兄ちゃん風に作り分けたが結構お気に入りだった。後にこの機体用のジオラマも作ってみた。
ギャラリー1
ギャラリー2
ギャラリー3