● 爆弾について ●




当初,偵察機や戦闘機から手投げで爆弾を落としていた。やがて爆撃機という概念が生まれ配備されるようになると,翼下面に爆弾架が設けられ,そこに爆弾が懸架されるようになる。



1. イギリス機 (7 Photos©Jim Schubert/ from http://www.wwi-models.org/)


100ポンド(45kg)爆弾。



112ポンド爆弾。


230ポンド爆弾。


520ポンド爆弾。



20ポンド(9kg)爆弾は,通常4個1組で爆弾架に装備された。



実際に機体の爆弾架に装備された状態。


ブリストルF2bRAF RE8などに搭載された。代わりに100lbクラスの爆弾1個を装備することもあった。










2. ドイツ機



よくわからない... ↑(Photos origin unknown)↓



グレネード弾(擲弾てきだん)。いわゆる手投げ式小型爆弾で,後に手榴弾と呼ばれるようになる。2次大戦下のドイツの陸上用の手榴弾も似た形状である。また,1次大戦時には似た形状の信号弾もあり,例えば,LVG C.VIの胴体側面のホルダーに,一方または両方が取り付けられていた。グレネード弾と信号弾との区別は筐体の色で行っていたようだ。信号弾は恐らく煙幕の色が筐体に,グレネード弾の方は写真のように木のままであったようだ。



ドイツの爆弾に関しては実物の写真が見つからなかったので,模型の箱絵で代用しておこう。