シャルンホルストの艦載高速舟艇

艦船模型の嫌な点は同じパーツが沢山あるところだ。双発飛行機のエンジン2個を作るのでさえ面倒に思うタチなので,多数の高角砲や照明灯などはもっての外だ。艦載機のアラドも3機もある。艦載舟艇もこの6個とカッターなど外にも8個程あって,そっちはまだ完成していない。

さて,エッチングパーツだが,手摺などはいいのだが,1/350でもプロペラや舵輪などは薄っぺらでいけない。今回の舟艇の場合には舵輪は奥まっているおかげで,母艦に載せた場合にはあまり目立たなさそうなのでそのままで使用した。プロペラの方はピッチを付けたらなんとなくごまかせたのでこちらもそのままにした。一方,アラドのプロペラやフロート支柱にエッチングをそのまま使うわけにはいかないだろう。瞬間で肉盛りするか,プラ板で作り直すことになる。

1/350の艦船模型の場合,どの程度までディテールアップすればいいのか,また,どの程度まで「雑」でも気にならないのか分からないので,ほどほどにしてやめた。とは言え,手順の要領が悪いせいで,6個作るのに20時間近く掛かってしまった。1/700を専門で作っている人が多いようだが,ご苦労様なことである。俺には到底真似できない。やはり艦船が好きじゃないと作り続けることは無理なんだろうな。

下の画像へのリンク見出しには「完成!」なんて書いたが,このレベルでそんな訳はない。これはただエッチングを組み込んだだけだ。お楽しみはここからだ。だってそうだろう?艦載機のキャノピーがなんで骨組みのエッチングなの?高速舟艇の後の骨組みにはテントが掛かっているんじゃないの?てな訳で,実は「完成」ではなく第一段階終了に過ぎないのであったw 最終形は最終完成写真でどうぞ。丸窓もクリア化しないと許されないだろうけど,まぁ,今回は勘弁してやろうw 最近写真がシャープでない。レンズの限界か,焼きが回っただけか。後者だと嬉しい,買い換える金がいらないからな。


艦載舟艇6艇ようやく完成!

艦載舟艇6艇ようやく完成!

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