トラブルと対策 10


ミッションオイルの交換 (79750km)

2016.02.14


2014年6月(68,100km)にミッションを載せ替えた後,初めてのミッションオイル交換となる。1年半ちょっとで1万キロちょっと。本当は年末の車検時にしようと思ったが,みかんちゃんの方を交換するので,一緒にすることにした。1L缶で購入しているので,1台だと1缶半と半端になるからだ。2台でちょうど3缶使う。モービルのデキシロンIIDでATF220というもの。モノタロウで購入したが,1缶1393円(税込み)とかなり安かった。他では2000円近かった。というか,元々デキシロンIIを扱っているショップは多くはない。この1L缶詰っていうのは,開けずにおけばどの位変質しないで保存出来るものなんだろうか。


こちらは暖機せずにそのまま抜いたので,若干抜けが悪いかも知れない。それでも1.5L近く抜けた。それにしても出てきたオイルの色がエンジンオイル見たいなのはなぜ?まだ1万キロで2年も経ってないのに?ミッションが中古だったから前のオーナーのメンテが悪かった?洗浄も兼ねて,2000キロ位で交換しておこうと思っていたが,思っただけだったので,こうなった。地面にやや傾きがあるせいか,1.5L注入しても溢れてこなかったが,それ以上はやめておいた。


中の状態が見える訳ではないが,状態を確認する為に,次回はもっと早めに交換することにしよう。色がどう変化するか知りたい。




プラグの交換 (79760km)

2016.02.16


クーペのみかんちゃんの悲惨な状態のプラグを見たので,カブリオのかめむしくんも交換してみることにした。スマートの整備は,自分ではエンジンオイル交換しかしないことにしていたのだが,あのメルセデス・ディーラーの体たらく振りの前に,遂に自ら工具を持つことにした。

さて,プラグコードを引っ張ると首がちぎれるというのはスマートでは有名な話なので,素直に純正SSTで抜く。わざわざ鉄板を切って丸くしてシャフトを溶接して作っている人も居るようだし,針金とドライバーで簡易工具を作る人も居るが,やはり純正の道具は使いやすい。それに2千円ちょっとで買えるのだから,今後のことや2台というのを考えると1本買ったほうが良いだろう。キャップゴムとプラグ碍子が固着してなければ,SSTをはめて引っぱれば比較的楽に抜けて来るが,スライドハンマーの原理で軽くコンコンとやると抜き易い。ただし,下側はスペースが無いので,スパナをこのように使うのはちょっと厳しい。


キャップを抜いたら,上側は異物が入り易いので,プラグを抜く前にエアーで付近を綺麗にしておく。


SSTの仕組み。①当然ケーブルのある上の方から突っ込む。


②ケーブルの金具の膨らんだ部分に当って止まったら,


③右に適量回すと写真のように,プラグキャップの突起に工具の爪が挟まるので,その状態でSSTの持ち手を引くとケーブル先端が綺麗にプラグから外れる。下側の左端は狭く,ケーブルも短いのでちょっとだけやりづらい。





上側の1本のケーブル電極の様子。良く判らないが,酷い状態ではないので今回は交換しない。予算の関係もあるしw


プラグはズゥ~と奥の方にある。ちなみに写真は,3番シリンダーの上側のプラグ。


下側のプラグはリア・パネルを外さないと交換出来ない。


悲惨だったみかんちゃんと違って,こっちはきちんとしていた。ケーブルも綺麗。


奥の電極も見た限りでは状態は良さそうだ。


既に上の写真の時点で,下のケーブル3本は抜けているが,リアのクロスメンバー(レインフォース)を外すことにした。左右3本ずつのボルトをトルクスレンチで外せばメンバーは簡単に取れる。


理由は簡単で,手持ちのレンチのエクステンションバーではメンバーの外まで届かなかったからだorz 上側でも20センチないと回せないようだが,手持ちは,15センチと5センチしかなかったので,2本を繋いで20センチにした。下側は,25センチのシャフトが有れば,わざわざメンバーを外さずともレンチを回せる。


かめむしくんは下側のプラブも,僅かに黒っぽいが,ほぼくすぶりが無い良い状態だった。やはり下側に位置するのでオイルが下がって来るようでネジ部が濡れているが,その分外しやすい。今回使用したプラブも,みかんちゃんと同じ4極のボッシュのスーパー4(下側の写真)で,上側は56,下側が78と番手も同じである。暫く走ったら焼け具合を確かめた方が良いかも知れない。純正は,NGKの2極タイプで,上下6本とも「BKR6EKE」。スーパー4は,見た目の通り4極が売りだが,+極にもイットリウムという希少金属が混ぜられていて,寿命がかなり長くなっているそうだ。



あと9ヶ月で車検なので,焼け具合のチェックはその時でいいかなぁ。9ヶ月だと5千km位走ることになるけど。上側は綺麗に焼けている(ライトの加減で濃い茶色に写っているが実際はもっと薄い白茶色)が,電極は小判型にバッチリ減っている。3万km位で購入したが,その辺りで一度交換されているのだろう。現在8万km弱なので,無交換ではこの状態では済まないだろう。ちなみに,古いプラグは6本とも同じ番手の純正(BKR6EKE=NGKの2極タイプ)だった。


頻繁に抜き差しするところではないので,念の為,新プラグのネジ山にはカッパーグリスを塗っておいた。皆さんおっしゃるように,質は良いのだろうが,量が多すぎ。100g(2千円ちょっと)もあってもサンデーメカニックには一生掛かっても,車を3~4台持っていたとしても,半分も使い切れない。PCの放熱グリスと同じように,4本分用位の小さなパックを100円とか150円で出して欲しい。NGKの締め付けトルクは25Nm,ボッシュは28Nmと指定されている。トルクレンチで27~8Nmで締めておいた。


ちなみに,左サイドのエンジンマウントの様子。走行距離からすると,恐らくまだ交換はされていないだろう。そんなに潰れも傷みもないようだが,僅かなヒビ(傷?)が見られる。経年的に,遠からず交換した方が良いかも知れない。フロント側は見えないが,走行感からするとやや痛みが出ている様子なので,今回車検の時か,10万kmに至った時点で3個とも交換だな。


タービン周りのオイル滲みがやや酷い。車検までの9ヶ月5千kmでどの位漏れるか知る為に,今回綺麗にしておいた。


こちらはみかんちゃんも同様だったが,1番シリンダーの横側のオイル滲みも少なからずあるが,これはオイル交換時の漏れも含まれている可能性もあるが,シールの劣化もあるだろう。


更についでに,近所のコメリで買ったヘッドタイプのLEDライト。これがかなり重宝する。今回の作業だけでなく,作業しているこの車庫はやや暗いので,ミッションオイルの交換や車内の修理などで活躍している。2~3千円と安くはなかったが,既に元は取っていると思う。頭にハメても,ハンドライトとしても,置いても使える上,よくある白くて眩しいだけで明るく見えないものとは違い,対象物がよく見える。


最後に反省点と結果。若干の焼きつき状態だったのか,上側の3本はどれもきつく締まっていた。抜いた後,ねじ山にあった古いカッパーグリスの破片なのか,液体シール材の破片のような非金属っぽい(溶けた樹脂状?)小さな屑がシリンダーヘッドのワッシャー面に残っていた。プラグを完全に抜く前にエアーで念入りに吹いたが,とれてなかったようだ。孔を上手く塞いで掃除するのが良いのだろうけど,燃焼室に落としてしまいそうだったのでそのまま締めることにした。新品のガスケットなのでなんとか潰れてくれるだろう。古いプラグのガスケット部をみたら,やはり幾つか埋まっていた。次回は,綺麗に取り除いてから新しい物を入れることにする。電極の減りが早めな上側だけなので,寿命には程遠いだろうけど,1万km位で3本だけ交換してみようかなぁ。

ビームとリア・パネルを組み戻す前に,取り敢えずエンジンを掛けて様子をみたが,問題なさそうなので,ネジの締め忘れのないようチェックしながら,全部取り付け戻す。ついでに,エアークリーナーエレメントをエアーで清掃し,エンジン内の手の届く処を掃除しておく。コンプレッサーからホースを引っ張ってあるので,タイヤのエアもチェック。先月チェックしているが,若干(0.1k程)減っているようだ。バルブ(本体ごと)は交換して数ヶ月なので不具合はないはずだ。気温のせいもあり,自然にこの程度減るのだろう。通常は行きつけのタイヤ屋まで走ってエアを入れてもらうので,タイヤが温まった状態で入れるから,冷えると体積が減少するのかも知れない。うちのゲージは安物なので,誤差もあるのかも知れない。今回は自分で入れたが,試走後に入れたので,1割り程度多く入れておいた。

試走後の様子。プラシーボではなく,明らかにパワーアップしている。ノンターボ域での低回転での粘りが増え,ターボ域に入ってからの伸び(吹き上がり)がとても軽くスムーズで,加速力がアップしている。勿論,出足は今時の国産軽よりは遥かにトロいままだがww 今までシフト段が必要だった上り坂でも,トクル感を伴って登っていく。ちょうど,みかんちゃんを新車で買った頃の状態に近いのかも知れない。

プラグは,初期性能を保てるのは,ロングライフ物でも4千kmとメーカーは謳っている。勿論イリジュウムやイットリウム(ボッシュ・スーパー)などは減りがかなり遅いそうなので,5万km程度では故障に至るような状態にはならないようだが,やはり,最良のパフォーマンスを保つには,予算の許す限り早めの交換が良いように思う。プラシーボ商品の添加剤や,おまじない的アーシングなどする金があったら,1年毎に上側のプラグだけでも交換した方が,よほど効果があると思われる。

みかんちゃんの方は,下側の1本のプラグが締まってなくて半分抜けており,別の1気筒のプラグキャップが外れかけてリークしていたので,交換整備後の違いは明らかであった訳だが,走行距離が半分以下のかめむしくんは,それ以上にパワーが蘇ったのは間違いないだろう。下側が焼けすぎて溶けなければいいが。


もうひとつ。スマートに限らずだろうと思うが,オイルゲージの取手のゴム部が経年変化で割れてくる。乗り方自体で寿命の違いってあるんだろうか。エンジンルーム内の温度が影響しそうだが,そんなに変わるもんじゃないと思うが。というのも,みかんちゃんの方は亀裂や欠けなど大きな傷みはなく,黒ずんで来ている程度。一方のかめむしくんの方は,何年か前からヒビが入って来ていて,一昨年頃に頭(持ち手)の部分がちぎれた。取り敢えずはケースへの嵌まりは問題ないのでそのままにしていた。


このパーツはゲージだけが出ないので,外側のケースも付いてくる。お陰で,6千円近くもするので,じゃぁ,新品に交換とは行かない。ということで,補修してみた。本来の位置(先端からキャップ首までの長さ)がなるべく変わらないように補修するが,後でみかんちゃんのゲージと比べると2~3センチ違う!?これって?補修時に5ミリ程度の誤差はありそうだが,あまりに違う。同じ形式のエンジンなのに元々長さが違うのだろうか。だとすると,新品購入もヤフオクで売っている「600cc」用というだけではまずいんじゃないだろうか。


先端部を見ると刻印があり,「1」と「2」と異なる数字が表示されている。2タイプあるようだ。


ゲージに付くオイルの量を確認すると,補修前のレベルとほぼ同じ位置なので,やはり2000年クーペと2001年カブリオでは元々長さが違うようだ。最終的には,ゲージを突っ込んだ時に奥まで入り込み過ぎて内部の回転部品などに接触しないで,かつ適量が判れば良いので,この補修したゲージを使っておこう。まもなくオイってルフィルターも交換するオイル交換時期なので,注入量に注意してゲージの校正をしよう,で,両方共「0.7L」書いてあるんだけど,何?


エンジンオイルの交換 (79950km)

2016.02.24


かめむしくんも遂に8万kmに至った。前回の交換からちょうど5000km走行でエンジンオイルを交換。1万km目のオイルフィルターも交換。前回に続きオリジナルの紙シールでないゴムシール品を使用。オイルはモービル5W40。寒いので充分に暖機運転後,数分置いてから抜く。ポンプ用のバッテリーが遂に死んだので,自車のバッテリーを充電しながら電源を得る。

補修をしたエンジンオイルゲージの校正の為に,抜けた量を正確に測り,フィルター分200cc程を増量した。結局,2.6Lと投入。その量でゲージを見るとアッパーラインちょうどか僅かに上である。この状態で暫く走ったが,白煙吐きなどの異常は見られない。これまではローアとアッパーの中間やや上を定量としていたが,今後はアッパーラインを定量とすると良さそうだ。

大丈夫だと思っていたみかんちゃんの方のゲージの頭にも,よく見るとやはりヒビが会ったので,こちらも補強しておいた。かめむしくんの補修したゲージ頭部も高温になるエンジンルームでも特に異変はない。頭が完全にちぎれてゲージシャフト部が下に落ちたりしたらえらいことになるので,暫くは観察することにしよう。



ハンドル部アンダーカバーの補修 (80010km)

2016.02.26



ちょっと前にウインカースイッチの修理をした際に,表題の部分のネジが止まる部分が1箇所破損しているのに気付いた。ここを自分で外したのは今回が初めてなので,前のオーナーが壊したのだろうと思っていたが,みかんちゃんの受けた仕打ちを考えると,メルセデス・ディーラーの仕業の可能性の方が高そうに思えるようになってきた。とうのも,前回の車検時にメーターパネル内の電球を交換してもらったところで,その時にカバーを外しているはずだ。ムチャクチャされている。

このパーツはヤフオクでも1円で売っているが,ワッシャーと接着剤で簡単に補修出来そうなのでやってみた。あまり強度はないので,どうなっているかは次回外した時に判明するだろう。取り敢えず,カバーはきちんと収まってはいる。


今回外した目的は,2千回転付近で何かがビビる音がしているのが気になり,その音源がメーターパネルの辺りのように思え,外して内部配線を確認した。タコメータにつながっているAMラジオ用のノイズフィルターがプラプラした状態だったので,クッション材に包み固定してみた。解消されたかはテスト走行していないので不明。





ウインカースイッチのオーバーホール (80300km)

2016.05.6



更新ページ9で交換したヤフオクで入手した中古のウインカースイッチだが,動きが渋いのと,ライト・オンで取っ手部が熱を持つので分解掃除とグリスアップをすべく,またまた分解した。車体から取り外し,前回と同じように本体を分解し,各接点を掃除・研磨し,グリスを塗布する。また,コネクタ側(ハンドル部に取り付けられる側)からライトスイッチ切り替え部への15センチほどの配線が4本あるのだが,アースの1本を除いて,中央部(ウインカー作動時に動きが加わる位置)で被覆が劣化してボロボロになり,一部は既に内部が見える程脱落している物もあった。このケーブルは,先に接点掃除したのと逆側のボディ(ケース)につながっているので,裏側の下目ライトの光軸高切り替えスイッチが付いている部分の分解する。


この部分にもスプリング入のピン(緑色の基盤の左上角の脇)があるので飛ばしたり落とさないよう要注意。基盤の下の左に伸びるケーブルが見える。見えている部分は被覆に問題はないように見えるが,そこから左側(ライト切り替えスイッチ部)への5センチ位の被覆が劣化している。取り敢えずこの配線ケーブルを外すことにする。この基盤が外せれば作業がやり易いのだが,裏側でハンダ付けされているので,保持している爪を動かしても外せなかった。なので,そのまま基盤右下に見えるハンダ付けされた部分を外し,そのまま引っ張り抜く。


3本とも熱のせいかだろうと思うが,被覆がボロボロと落ちて来る。芯線自体は損傷はないようだ。ケーブル自体を交換しようと思ったが,元々の線材が非常に細い芯線が多数使われてた低損失タイプだった。写真では太い銅線が5~6本撚ってあるように見えるが,それぞれが数十本の細い線で出来ているので非常にしなやかな高品質のケーブルで,そこらのホームセンターでは入手出来ない。オヤイデ辺ならあるかも知れないが。


ということで,線自体の交換はやめ,傷んだ被覆を撤去しその上にヒシチューブを被せ,再配線を行った。3色のヒシチューブが手持ちになかったので,再接続時に線の区別が出来るよう,先端部に少し元の被覆残した。また,ライト切替部の接点の減りが気になったので,ペーパーで表面を修正,大きく減った1極は気休めでハンダで肉盛りをしてみた。ハンダは電気抵抗が多く柔らかいので,接点であるこの部分への対処としては良くないのだが,電極の交換が出来ないので仕方ない。


このウインカー部は組み立てが少し面倒で,2個の部品を同時にタイミング良く嵌めないといけない工程があるが,それ以外は分解・組立共に問題ない。ただ,スプリングが入ったピンが3箇所(ライト切替の回転スイッチ部・ウインカー部・光軸変更部)あるので,飛ばしてしまわないよに注意する必要がある。。

組立後,車体に戻し,作動確認を行った後,ハンドルカバーを元に戻す。ライトを点けた状態での長時間走行はその後行っていないが,車庫でのテストでは特に発熱などの異常はなく,動きも軽くなった。



4度目の車検(地元工場にて) (84,431km)

2016.11.11



殆ど走ってないつもりでいる割りに,前回の車検から14000km弱走っている。結構稼働率高いなぁww 伊勢にあるメルセデス・ベンツは例のいい加減な作業が露呈したので,仕方なく縁を切ることにした。隣町にもテスターがあって欧州車に強い工場があるし,車検は町内の工場でも取れるので,今後は大幅なメンテはスマ専門店,緊急なものは隣町の工場,車検は今回と同じ町内で済ませる方針とした。




ブレーキパッドはまだ大丈夫そう。

実は,車検に出す1週間位前に乗った折,家から1~2分走って信号で止まった時にオイルランプが点灯した。オイルゲージを修理したのでレベルが狂ったかと思ったので,取り敢えずその場で引き返して,オイルを300cc程継ぎ足したが,クーペに乗り換えて出掛けた。後日車検に出す日にちょっと確認すると,オイルフィルター辺りから多量ではないがオイルがポタポタ来ている。


よく見るとオイルプレッシャースイッチまわりがベトベト。写真は既に工場で清掃した後。中央の青いのがスイッチ。ということで「171ショップ」にスイッチを注文,送料節約と念のためにリアブレーキシリンダーも1セット購入しておいたが,案の定,左側のシリンダーにかなり錆が見られ,掃除を試み分解したが,カップを交換する必要があるという連絡があった。勿論,スマはカップだけは出ないので,シリンダーを買っておいて良かった。右側は大きなダメージがないようだとういうので,綺麗に掃除をして返してくれた。ブレーキフルードを全交換し,サイドブレーキの遊びを調整してもらってブレーキ周りは終了。前回,クーペのみかんちゃんのときもシリンダーを交換したが,あの時は,左右とも同じパーツだと記憶していたが,今回の話しではどうやら違う(対称)という話しだった。本当のところはどっちなんだろうか。


上写真の左下のウマの脇にあるのが,購入したシリンダーとスイッチ。雨の日は基本的に走らないが,途中で降られることも多くはないにせよ皆無ではないせいか,下回りの錆は結構なもんだなぁ。なんだかマフラーも危なそうだなぁ~orz





プラグは少し前に自分で交換したが,下の番手を変えたので,様子を見たいと思いチェックしてもらった。ケーブル抜きのSSTは自前持ち込みw やや濃い目の狐色ということで減りやダメージは上下ともないということだった。クーラントの交換もやろうと思ったが,真空引きが出来ないということで,更には汚れもないということなので今回は辞めておいた。最近のロングライフ・クーラントは10万km位は問題ないらしいのでもう少し後にすることにした。
整備後に,リアのアンダーパネル(左右フェンダーをつなぐパネル)を取り付ける際に,エア穴部の一部が欠けてしまったということで,詫びが入った。あのパネルは交換していないので,ある程度の硬化は仕方ないだろう。取り付け強度に影響はなさそうなので,OKとした。

それよりも前回,強風の中高速を含めた長距離を走行した時に,リアの汚れが酷かったのだが,あれはオイル漏れのせいなのかか,燃えたオイルのせいかよくわからないが,リングイーズを入れる前のみかんちゃんのような状態だった。予定のオイル交換まではもうひとドライブ分距離があるが,明日にでもフィルター毎交換し,リングイーズを入れてみようと思う。みかんちゃんの場合には,5千km走行×2回でかなりの効果があったので,今回も1~2度入れてみることにしよう。



エンジンオイルの交換 (85,050km)

2016.11.25



前回の車体後面のオイル汚れは,やはりプレッシャー・スイッチから飛散したオイルのせいだったようだ。警告灯が点いた後,オイルを継ぎ足したが,そこから1度の走行500km程で,約1Lオイルが漏れ出たようだ。それでも1.5L程が抜けた。汚れ具合は通常と同じ感じだ。

今回はオイル・フィルター・エレメントは変えず,リングイーズをボトル半分投入。オイルは2.2Lで,リングイーズが250cc程度である。エア・フィルター・エレメントを確認。どうやら車検時に清掃してくれていたようだったが,折角なのでエアを引っ張って来て清掃。殆ど埃は飛ばなかった。最後にエンジンルームの手の届く範囲をざっと清掃する。思ったより砂汚れがあるようだ。ベルトを確認すると,テンショナーにやや溝が出来始めている。ちょっとテンションが強いような気がしないでもないが,そのままにする。

ついでに,前々から気になっていた幌,左後部隅近くの僅かな擦れ孔を対処する。やはりその部分の鉄製のリブの角が擦れている。こちら側のリプの角付近をペンチのようなもので少し曲げれば良さそうだが,リブの厚みが1mm程あることと,スペースがなくペンチ先が入らないので無理だった。そこで,厚さ0.5mmほどのPP素材の板を3×4cm程度の大きさに切り,縁を整形してから両面テープでリブの角部分に貼り付けてみた。開閉の作動そのものには影響がないようである。また,表側のほつれ部分には例の黒いゴム系補修接着剤を少量塗り込めておいた。あれは乾燥後も柔軟性がある程度継続するので何かと便利だ。

また,メタルブッシュ部と摺動部にシリコン・スプレーを塗布した。摺動部は,幌を畳んで降ろした状態で吹くと簡単に全体に塗布出来る。ピラーのレール部にもその状態で塗布。モーター本体の緩みはこの夏の終わり頃にに確認したので今回は確認していないが,針金できつく固定してあるので,ネジだけの時のようには緩まないようだ。また,摺動部全体にシリコンが行き渡ったせいか,動きが滑らかになり,エンジンを掛けた状態で2度開閉をしたが,最後までピタッと問題なく閉まった。

最後に,ホイール脱着道具を確認。15mmのロングレンチとシャフト,パンタ・ジャッキとシャフトの積み込みを確認。ブースターケーブルの搭載も確認した。夏明けにバッテリーが上がっていたので,以来,車庫では常時自動制御の充電器を繋いである。