トラブルと対策 13

2019年,みかんちゃんの水温異常が発生。ここ数年,頻繁に冷却水の減りが激しくなっていて,継ぎ足し継ぎ足し乗っていたが,どうやらラインの途中に空気が噛んだようで,水温計が120℃になり警告音が出るようになった。エンジンオイルに白濁はないので,どこかのラインで外側に漏れているようだが,判らない。詳細はクーペのページへ。それに伴い,こちらのカブリオがメインの車両となり,常用するようになったので,走行距離も増え,2020年,遂に10万kmを突破した。

2019年の4月頃,突如,幌が動かなくなった。ちょっと動いては止まるを繰り返し,なんとか閉めた状態になったタイミングで完全に動かなくなった。それ以来,近年はドライブに出掛けることも少なくなったので,原因の調査もせず放置していた。例のMTモード→ATモードへの切り替えの不審な挙動は,相変わらず怪しいまま。走り出した後,一度エンジンを止めて,再度走り出すと,どうやら切り替わるようだ。症状が出ない場合もあるし,解消される条件もよくは判らないが,どんどん悪化していくでもない。一度切り替わるようになると,何度でも切り替わるので,マイクロスイッチ自体は問題ではなく,コンピュータのほうかも知れない。



2020.11.14


6回目の車検 102,650km

前回(5回目)の車検は,約94,000kmであったので,8,650kmほど走っている。やはり2台ペースでは2年で5,000kmほど。みかんちゃん休止中につき,こなものだろう。本当に遠乗りをしなくなった。2020年夏頃に,左ウインカーが点滅しなくなり,メーターパネルも片側が暗くなった。ウインカーはリレーが動いていないようなので,みかんちゃんから拝借し移植,メーターのウエッジ球はフランジがついていて一般のものは使えないと思い,これもみかんちゃんから1個お借りした。 メーター部は,ハンドルコラム裏側の4本のスターボルト(深い)を抜くと,上側(メーターパネルアッシ)が外れる。リレー盤の場所は,2箇所かに分かれているが,ウインカーリレーは左座席足上のヒューズボックスに併設されている。この部分のリレーとヒューズの説明図を添付しておく。ここにないリレーはシート下部。



このページの下の方も参照
ただし,上記ページでは差し込みピンの修理をしたためヒューズ盤自体を外したが,リレーとヒューズの交換だけなら,ネジを外さなくても,盤の右奥の爪をひねるだけで下がって来るので,その状態で作業可能。

【リレーの説明】画像上の四角いものがリレー。ライト用のリレーはシート下にある。
A・・・フォグランプリレー
B・・・ロックオープンリレー(99年11月15日以前車両)/リアゲートウィンドウオープンリレー(99年11月16日以降車両)
C・・・ロックリレー(99年11月15日以前車両)/リアワイパーインタバルリレー(99年11月16日以降車両)
D・・・ホーンリレー
E・・・ヒーターブロワ・パワーウィンドウおよびリリーフリレー(99年11月16日以降車両)
F・・・リアウィンドウデフォッガ
G・・・エンジンファンリレー(これだけ水色)
H・・・左ターンウィンカーリレー
I・・・右ターンウィンカーリレー
K・・・ヒーターブロワ・パワーウィンドウおよびリリーフリレー(99年11月15日以前車両)

【ヒューズの説明】
1・・・茶色・7.5A・右パーキング/テールランプ、インストルメントランプ、ライセンスプレートランプ
2・・・茶色・7.5A・左パーキング/テールランプ
3・・・青色・15A・フロントフォグランプ
4・・・茶色・7.5A・リアフォグランプ
5・・・茶色・7.5A・左ロービーム
6・・・茶色・7.5A・右ロービーム
7・・・茶色・7.5A・左ハイビーム
8・・・茶色・7.5A・右ハイビーム
9・・・透明・25A・イグニッションコイル、スターター(99年11月16日以降車両)※これ以前は空き
10・・・青色・15A・ターンシグナルランプ、ブレーキランプ(99年11月16日以降車両)※これ以前は空き
11・・・青色・15A・ラジオ、ナビ、CDチェンジャー、インストルメントクラスタ、タコメータ、バックアップランプ、ダイアグノシスソケット
12・・・青色・15A・シガライタソケット
13・・・青色・15A・リアルームランプ、ダイアグノシスソケット
14・・・青色・15A・ラジオ、ナビ、CDチェンジャー
15・・・茶色・7.5A・コントロールユニット、インストルメントクラスタ、セントラルエレクトリック、セントラルロッキングシステム、盗難防止警報装置、トランクリッドオープナー、フロントルームランプ
16・・・青色・15A・セントラルロッキングシステム、セーフティアイランド、時計、ホーン、トランクリッドオープナー、ルームランプ
17・・・青色・15A・リアウィンドウウォッシャモーター →透明25Aの場合はシートヒーター
18・・・透明・25A・ソフトトップモーター(カブリオ)、シートヒーター
19・・・透明・25A・ソフトトップモーター(カブリオ)
20・・・茶色・7.5A・エンジンコントロールユニット※これ以前は空き
21・・・緑色・30A・エンジンファン
22・・・燈色・40A・スイッチ、リレーBOX(99年11月16日以降車両) 青色・15A・ターンシグナルランプ、ブレーキランプ(99年11月15日以前車両)
23・・・黄色・20A・ヒーターブロア
24・・・緑色・30A・左右パワーウィンドウ
25・・・黄色・20A・フロントワイパー、ウォッシャポンプ、リアワイパー
26・・・茶色・7.5A・コントロールユニット、ABS、エアバッグ、セントラルエレクトリック
27・・・赤色・50A・ABS


今年も近所の知り合いの民間車検を受ける。タイヤは前輪の内側の片減りがギリギリパスの溝。中央から外側は良好。スマートのトーイングには困ったもんだ。後ろは5分以上ある。プラグもチェックしてもらったが,特に問題ないようだ。この走行距離ではまだ大丈夫だろう。プラグは自分で交換するし,在庫もあるので問題ない。ブレーキフルードは交換してもらった。リアのシリンダーからの漏れはなかったようだが,フロントのパッドがあと2mmほどだそうだ。途中で連絡をくれれば,手持ちがあったのだが。次回の車検までは持たないかも知れないので,様子を見ながら,交換を考えよう。

ブレーキのハイマウントランプには5個のウエッジ球が入っている。T5らしい。そのうちの2個が接触不良で,点く時とつかない時があるようだが,「LEDのようなので相談」ということだったが,休止中のみかんちゃんから,アッシで移植。これで整備不良は解消。付いていないウエッジ球を外してテスターで確認したが,問題なく通電する?なんで??やっぱり接触不良?確かに,5個の内には,触ると点いたり消えたりする場所もある。まぁ,取り敢えず,ソケット部ごとすっぽり交換したので,外した方を,後でよく観察してみよう。みかんちゃん,復活前に部品取り車になってきたゾorz

なお,ウエッジ球は嵌っているだけだが,きつくて正面から抜くのはほぼ不可能なので,裏側からマイナスドライバーで押し出す。ただし,球の尻にはガラスのヘソが付いているので欠ける場合があるが,問題なさそう。実際,1個欠けたw


この2~3年不動で放置してあった幌のチェックを行った。ヒューズはOK,劣化もない。意を決してボダンを押すと,リレーの音はする。ということは,モーターのコイル切れか,メカ部のマイクロスイッチ(4個)の不具合か。取り敢えず,簡単に調べられるモーターの具合を診る。テスターで電極を調べようとモーターカバーを外すと,「ゥン?」...なんだか,電源カップラーが斜めになって電極ピンが見えてる?ケーブルをちょっと引っ張ると,カップラー(下写真の赤矢印)が外れて抜けてきた。ひょっとしてこれか??なんでこんなとこが緩む?やはりあの口だけディーラーさんの仕業か?!カップラーの爪がカチッと嵌って,抜けないことを確認し,スイッチを押してみる。なんだよ,軽く動くじゃないか!


と言うことで,指2本で直ってしまった。アホらしいやらありがたいやら。今回の車検で,ハイマウントランプをいじったせいで,幌もまた使えるようになった。やはりカブリオはオープンで走ってナンボだからな。一方で,足回りの劣化が気になる。段差でガツンと来る。サス自体の劣化よりも,ブッシュ関係のダンパーゴムの劣化が原因だと思われる。エンジンマウントの可能性は高くないように思えるが,前回の交換から考えると,そろそろ時期かも知れない。また,クラッチの再学習もしたいが,この修理屋はテスターを持っていないので出来ない。



【車検費用】

基本整備費:12,000
車検代行費:15,000
機器使用料: 5,000
で,重税と自賠責の合計が31,040円となり,合計で68,000円と過去最安。ブレーキフルード(ドット4オイル代2,000円)の交換のみしてもらった。




2020.12.31


AT・MT切り替えトラブルの対処 104,650km

今年の後半は,走行距離が伸びている。年明け早々にはエンジンオイルの交換が必要な感じだ。さて,修理ではないが,ミッションの切り替えが上手くいかない症状の対処が判明した。原因は尚も不明なものの,一度ニュートラルに戻してドライブに入れ直すと直るようである。信号で停車した際や,走行中でも1度ニュートラルに抜いて,軽くブレーキペダルを踏んでドライブ位置に戻すと,その後,AT・MTの切り替えの問題がなくなるようだ。これにて小人19が世間を騒がせた2020年の記事は終了である。