更新した内容11


2010.08.25

写真の大きさが様々で統一感がない。良いではないか。自身のPC環境は26インチモニター2枚使いだが,自分のサイトを見るのに,ページによってブラウザー・ウインドーの大きさを変えないといけないというのは面白い。世の中あまり便利過ぎない方がよい。

給油口の部品交換



これが交換後の写真だ。リッド部とキャップをつなぐゴムのスカート部を交換した。去年あたりからこの部分の痛みが気になっていた。いつもギリギリまでガソリンを入れるので,こぼれることも珍しくはない。と,当然ガソリンに侵食されて段々と朽ちて来る訳だ。写真中の矢印のビスを覚えていてもらいたい。予期せぬ発見があったのだ。


これが交換する前の古い状態。こぼれたガソリンが溜まる下の方に亀裂が見える。ドレイン穴もあるが,やはりガソリンの威力は強いのだ。



ビスを外してリッド部を撤去した状態。わざわざ写真を載せるほどのものではないが,俺の勝手だ。文句ある奴はさっさと立ち去るがよい。右側の長い矢印は裂け目であるが,ここで下の短い矢印の先に気付いた人は偉い。



燃料キャップを外して,ゴム部を引っ張ると簡単に外れる。古い部品の破損部。結構内側まで侵食されている。



右上にビスが転がっているが,矢印の1本だけが短い。そう,上の3枚の写真を見れば分かるが,ビスが通る「穴」がないのだ。一度でも分解した人なら知っているであろうが,そうでない人には思いもよらぬ仕掛けが施されていたのである。新鮮な驚きだ。低コストで作ったスマートがこういう「飾りビス」を植えつけるとは,流石スゥオッチだ。お陰でずぅ〜と赤字らしいが。

放っておいても実害はあまりないが,取りあえずこれで綺麗になった。一番上の写真の通り,ゴムの納まりが悪く,リッド部のフレームのツラが凸凹した感じになってしまったので,折角締めた全てのビスをまた外して,あるべき場所にゴムがきっちりと納まってからもう一度ビスを締めた。一度締めてやると落ち着くようだ。写真の通り,手持ちのスターレンチは長い方が使えるようになっていないので,締めたり緩めたりの作業がすこぶる面倒だった。使い易いレンチがあれば交換時間は5分と掛からないとても簡単な作業だ。部品は2500円程度だったと思う。





2010.08.25

オーバーヒート?



昨日,用足しで15分ほど乗った。家に帰る少し前に,いきなり「ピーピーピー」という甲高い警告音が発せられた。一体何事かと思い,ふと水温計を見ると,なんと天井しらずの株価高騰,一番上の団子の120℃になっているではないか!夏場の上り坂が続くと暫くの間100℃になることは時折あったが,120℃とは。勿論初めてのことだ。

少し焦りながらも,自宅のそばだったのでそのまま帰宅。サーモスタットは故障で少し前に交換したし,暫く経つが予防策としてウォーターポンプも交換してある。サービス工場が遠いので自走できない故障は出来るだけ予防したい為だ。これらは考えにくいので,少し様子を見ると,ラジエターの冷却ファンは動いているようだ。ラジエターはフロントパネル裏にあり,クーラーコンデンサーが外(前)側に,そのすぐ内(後)側に重なってある。

ということは考えられる原因はタダひとつ。夏ばてだ。いわゆる熱中症だ。これまでクーラントはウォーターポンプ交換時に一度だけ交換している。車検のときにディーラーに申し出ると,そんなに頻繁に交換しなくても大丈夫でメーカー指定も長い期間になっているとのことでそれに従っている。

取りあえず翌朝,ラジエターの補助タンクのキャップを外して様子を見てみた。タンクは左の「鯨の鬚」の中にある。鯨の鬚の上側中央の奥まったところに溝の大きなネジがあり,90度回転させると鯨の鬚は外れる。確か左側は左向きに,右側は右向きに廻すとロックが外れる。

左側の鯨の鬚を外すと,ザルのような格子上のものが穴を塞いでいるが,ついつい指を突っ込みたくなる穴が格子部品の上の方に開いているので,そこから格子状の部品を引っこ抜く。



少し力を入れないと外れないが,外すと手前側にリザーブタンクが見える。上の方の赤い縁取りは格子を抜いた後。ここは雨水が直接流れるので,周りのパーツに錆びや白い腐食(水道水の塩素?)などがこびりつき,嫌な気分になる。取りあえずはキャップを外し,中を覗いてみる。おやおや,やっぱり脱水症状を起こしていた。本来ならクーラントと半々の水道水を入れるべきだが,手元にないので,水だけを入れることにした。すると,なんと800cc前後も入るではないか。これでは警告もされてしまうはずだ。警告が出るのでオーバーヒートに至ることはまずないだろうが。

昔,免許を取った頃には,始業点検にラジエターの水量の確認という項目があったと思うが,この車に乗り始めてからは一度だけしか水量は見ていない。今回で二度目だ。この補給で,水温は通常の80℃に戻った。しかし問題はその原因である。ウォーターポンプから漏れているのか,それともラジエターからエンジンまでの水路パイプの亀裂や接合部からの漏れか,最悪なのはラジエターの穴だ。その後の様子を見ていないでなんとも言えないが,だだ漏れの様子はなく,年寄りの小便みたいなものなのだろう。暫く様子を見て,蒸発ではなく漏れによる減水ならまたドック入りだ。折角カブリオの幌が直ってきたところなのに。更には数ヶ月先には車検なのに,また金が掛かる...。最悪,ラジエターとポンプの交換は避けたい。出来れば自然蒸発,それがダメでもパイプの劣化程度が原因であってちょうだい。一度漏れ止めでも入れてみようか。前の車の時には効果なかったしなぁ。ああ,この車はサイドフローだから入れたら詰まるかぁ。残念!



2010.08.25

ウォッシャータンク



ついでに右側の鯨の鬚を開け,ウォッシャー液を補充した。問題なく出続けていたので,前回の補充はいつだったか覚えがない。これの場合は大勢に影響はないのだが定番のトラブル。キャップ(プラの蓋)がもげてしまったのだった。このキャップは結構きつくはまっていて,狭いところにあるのも影響して元々外すのに苦労していた。今回,経年変化でキャップが更に硬化,外れないだけでなく指をひっかけるべきフランジ部がパキパキともげ,おまけにその角で指を切るはめになった。結局ドライバーでこじ開けた。縁がもげただけなので,蓋としての役目はまだ果たしているが,出来れば交換したいもんだ。シーズだったかスマ横だったか,ちょっと前に売っているのを見かけた。物の割りに安くはなかった気がする。国産車のパーツでも合うのはあるだろけど,わからないしなぁ。送料込み100円位でないだろうか。200円までなら出せるかな。実際は高そうだが。調べたら1,000円弱もするようだ...。