更新した内容12


2011.05.25

久々の更新になる。つまり幸いこの間にはトラブルがなかったということだ。

ウォッシャー液タンクキャップの交換


今回はトラブルという程のものではない。写真はないが「更新した内容11」のページにあるように,ウォッシャー液タンクのキャップが経年変化で劣化し,ボロボロになった。以前よりヤフオクなどで@¥1200で売っているのはチェックしていたが,モノの割りにバカ高いので先送りにしていた。¥100でも高いくらいの代物だ。

とは言え,このキャップは嵌りがきつく,液の補充時に不便をする。ダマシダマシ割れないように開けていたが,縁がボロボロになり,手を切る危険が出てきたので遂に交換することにした。

作業は至って簡単。右側の鯨の櫛を開け,古いキャップをこじ開け,新しいキャップを嵌めるだけ。なのに...なんと外した古いキャップを下に落としてしまった。深くて暗くてどこに行ったかわからない。アンダーカバーがあるので下からも見えず,面倒なので放ってある。振動か何かでそのうち落ちるだろう。どこか可動部に挟まって邪魔をしなければいいが。



2011.08.19

ブレーキディスクパッドの交換


これも写真がない。前回交換したのが約81000km走行時点でのことで,その時には磨耗サイン(キーキー音)が出る前で,若干の寿命を残し交換した(詳細は「更新した内容5」参照)。その時は,カスが少ないという社外品のパッドを採用,実際にはカスの量は大差なかったが,65000km走行で磨耗サインが出た。純正の方が寿命が長いのか?

このパッドがそういう仕様なのか,それともパッドの磨耗サイン音とはどれもそういうものなのか知らないが,バックでブレーキを踏むと比較的大きな「クォー」というような音が響くようになり,それから数百キロ走った時点から,前進時のブレーキングやコーナー(ノーブレーキ)で若干の警告音が出るようになり,交換に至る。

パッド交換を自分でする人は少なくないようだが,パーツ手配を初めクソ暑い時期面倒以外の何ものでもない。勿論,近くの任意の整備・修理工場でもやってくれるが,いつものベンツに持っていく。

他にも少々点検を頼んだので2〜3時間掛かったが,その間,451を代車で貸してくれた。初めて載る1000ccスマートだが,なんというか,450とは全く別物だ。良かった点は,シフトタイミングが改善されている点(後期600ccもそのようだが),クーラーが良く効く点(と,いっても450に比べるとという程度だが)だ。あとはフィーリングが全く違うので,やはり450ファンは451は買わないだろう。特にシート高が高くなっている点に大きな違和感を持った。450のようなスポーツカー的な感覚は全く感じ得ない。

余談だが,このベンツ店,2011年当初より,ヤナセ傘下に入ったらしい。元々は三菱からシュテルンになりベンツに屋号を変えてきたが,店構えやスタッフに大きな変更はないものの,経営がヤナセになったというのは少々不安である。なんせ,「金持ち=外車=ベンツ=ヤナセ」という数式は時代が大きく変わったいまでも健在で,時代遅れの感覚のままのヤナセは信用ならない。なんせ130万のスマートを230万で売っていたような輸入代理店だから。最近ではレクサスの出現により,幾らか門戸を広げたと聞くが,殿様商売の体質は変わることはないだろう。

尤も,自分のスマートの整備に影響がなければ殿様でも大統領でも構わないのだが。経営者や扱い店によって,以前に購入した車のメンテを心配しないといけないようなシステムは明らかに正常ではない。ワールド・ワイド・サービスは,いまや車の世界に於いてもスタンダード化しているのだから。



2011.08.26

エンスト!!?


なんだかなぁ〜。パッド変えたばかりで気分良かったのに...。ちょうど15万kmのメーター写真を撮ったところなのに...。



スマートの温度計では外気温は36度にもなっていた。用があって都会の道を走っていた。クーラーは最弱で渋滞の中を走り,昼食の為にレストランの駐車場に車を停めた。駐車場のアスファルトは焼けついていた。30分程で戻り,走り始めるとすぐ,カックン,カックンと感じた。まだ駐車場内だった。

クラッチが減ってきているので,再学習を行ってもたまにカックンとすることがあり,今回もそれかと思った。なので,心配しつつも道路に出た。そうさなぁ,ものの20mも走らないうちにプッスン,と来たものだ。

2度スターターを廻した。が,明らかに火が飛んでないか,燃料が行っていない感じだ。このままむやみに廻してもバッテリーが上がり,状況を悪くするだけだと判っていたので,諦めた。当然,都会の道は車が多く,後ろに車が並び始めてしまう。とりあえずハザードを出して,車を歩道の切れ目に押すことにした。少し上り坂になっていたが,なんとか車を寄せた。

電気仕掛けのスマートの場合,エンジンルームを覗いてみてもあまり意味はないのだが,とりあえず蓋を開けてみた。数十分前に「ブシュ」という大きな音がしたのが気になっていた。自車からの音か,外の音かはわからなかった。それでとりあえず意味なくベルト類を確認する。以前に,走行中にクーラーベルトが切れてたことがあったからだ。後ろを見ると路上に落ちていた。

今回は2本のベルトに問題はない。また,そのほかにも外観上の以上はなさそうだ。が,温度がかなり上がっている。水温系は常々チェックしながら走っているのだが,今回は80ないし100℃とこの時期なら問題ない。少し前に,冷却水が異常に減っており,何度かに分けて補充したことがあった。その後は減少もなく,漏れではなく,蒸発だったようだ。若しくは,運よく漏れが詰まって止まったのかも知れないが。

家を出る前にも水量はチェックしたが,ここでもチェックしてみる。問題なく規定量まで入っている。路上ではこのくらいのことしか出来ず,その後,外した蓋類を戻した。この間,キーは完全にOFFになっている。スマートの場合,コンピューターがエンジンコントロールの心臓部なので,コンピューターが異常作動すると当然不調になる。

キーを抜いて暫く放置するか,最悪の場合にはバッテリーを切り離すと,初期設定をリセット出来るので,バッテリー端子用のスパナは携帯している。しかし,バッテリーを切り離すと,車検毎に再学習してもらっているクラッチタイミングが失われるのであくまでも最後の手段だ。今回は暫くOFFにした後,エンジンを掛けてみた。やはり問題なく動いた。「やはり」とは言うものの,ホット胸を撫で下ろす。

その後,点検には持っていっていないが,恐らくは,駐車場でエンジンを掛けた際に,高温の為にコンピューター起動時に不具合が生じたのだろう。それ以降,特に問題なく200kmを走っている。年末には車検を向かれるので,その時にテスターで,何かログが出てないか見てもらうことにする。