更新した内容17


2017.06.10


クラッチ交換(豊春のスマート専門店・Aワーゲンにて) 188,888km

まだ幾らかは使用可能と思われたクラッチだが,シフトダウン時にブレーキのジャダーのような挙動が気になっていた。また,ミート学習は,数年前にアクチュエータ自体の取り付け位置をずらすことで状況が改善してはいたが,また,何度もやらないと成功しなくなって来ている。アクチュエータ自体のキュルキュル作動音も徐々に大きくなっているので,トラブル発生前に対処するほうが良いと判断し,今回の交換に踏み切った。


クラッチモジュールはザックス製のフラバス用肉抜きフライホイール付きのモジュールアッシ。リリースベアリングは純正。アクチュエータは,自身のカブリオが5万キロちょいでミッションを交換した時に取り外したもので作動音は出ていない。また,シール2個と,ついでにミッションのアウトプットシールも交換(ブーツはそのまま)。リリースベアリングに取り付けるボールとシール類は交換作業店で都合してもらった。


交換に使用した部品はブラバス用とされるモジュールで,品番は「ザックス:3089-000-033/純正:Q0018168V001000000」だ。フライホイール部が肉抜きされ軽量化されているが,その他の部分は通常版と同じようだという話。ケース(カバー)に覆われているので,実際のクラッチ板自体は目視出来ないが,当然ながらスレカスはかなり出ている感じだ。





また,クラッチ交換時にスロットルアクチュエータの汚れが酷かったということで,無料で掃除をしてくれた。ありがたや。



掃除後の写真を見ただけで性能アップしてそうな気になるくらいの変わりようだ。という訳で,交換修理は完了した。シフトダウン時のジャダーのような挙動はなくなり,発進前にギアを入れた時や,バックに切り替えた時に出ていたタイムラグもなくなり,新車時のようになった。勿論,変速時のタイムラグは相応にある。何よりも,これでトラブルを心配しながら走らなくても良くなったことが1番である。フライホイールの軽量化による走りの変化は特には体感出来ない。百分の数秒,十分の1秒程度ではシフトチェンジが早くなっているのかも知れない。


2017.06.10


タイヤの交換 188,888km

これまでは,なるべく近くのタイヤ屋で交換をするようにしていたが,やはり価格差が大き過ぎるので,今回はたまたま東京に行く機会があったので,埼玉の量販店で交換した。こちらのタイヤ館との価格差は,工賃等全てを含めるとほぼ半額である。タイヤのみなら楽天にも出店しているのでそこからも安く買える。交換工賃・バランス取り・国産バルブ交換・窒素充てん・廃タイヤ処分費の全てを込みで1本当たり1080円と格安。恐らくは日本最安だと思われる。水槽に入れてホール全体もタワシで洗ってくれるのは有り難い。店舗も浦和・川口・越谷・野田などに複数あって便利。今後も,首都圏に出掛けるタイミングを図り,このショップで交換しようと思っている。ちなみに,窒素充てんは,タイヤ購入・交換作業済みラベルを貼ってある車両なら,今後も無料で行ってくれるらしい。窒素による走行感は変わらないが,空気よりも抜けが遅いらしいく,3ヶ月は追加充填しなくても大丈夫だとその店舗では言っていた。

ショップには膨大な量のタイヤがあるが,このサイズはスマート以外にはアイしか使わないので,どのショップでも問屋取り寄せとなるが,通常1日から3日で交換作業店(または自宅)に送られる。平日の午前中だったせいか,他の客はおらず,ショップでの作業はオニーチャン2人掛かりでやってくれた。見た目にそぐわず,非常に丁寧な言葉使いと対応で,社長の教育の良さが良く分かる感じの良いショップだ。ただ,スマートということもあり,インパクトに嵌まる15のレンチがないようで,携帯している自分のレンチソケットを貸してやった。また,若いせいもあるのか,作業スキルが少々乏しく,工具の使用方法など,見ていて不安な部分もあったが,一生懸命にやってくれているのが判り,好感を持てた。オートバックスのようなダラダラした様子はないが,正しい作業方法をきっちりと社員教育し,よりいっそうキビキビとした動きで作業するようになると多少遠方からも客が集まるようになると思う。

タイヤショップ・ゼロ

これまでは,ヨコハマタイヤの「デシベル」と「エコス」を使っていたが,現在はエコスしかサイズがない。ヨコハマは若干減りが早い気がしていたので,今回はトーヨータイヤの「ナノエナジー3」を入れることにした。実は近年,「ナノエナジー3プラス」というものが発売された。他の項目は同一だが,ウエット性能が1ランク上がっている(下の四角バーでいうと2個分)ので魅力はあるが,残念なことにサイズがない。

ヨコハマと比較すると,実際に測った訳ではないがドレッドが深いような気がする。その分長持ちするかもしれない。交換後500kmほど走行したが,ます音が静か。また勿論,扁平率は同じだが,サイドが柔らかいのか,乗り心地が良い。かと言って,コーナーで振られるような挙動はない。雨天では走ってないが,ドライ性能もスマートには十分である。ということで,このタイヤの方がエコスよりも優れているように思う。価格的にはほぼ同じなので,これで寿命が長ければ,今後はナノエナジー3に移行することになるだろう。


今回は,クーペの方は,フロントはまだ殆ど減りがないので,フロントはエコスに戻し,リアのみナノエナジー3付きのホイールにした。一方のカブリオは4本共にナノエナジー3に履き替えた。つまり,フロント2本,リア4本を組み替えたので,リア2本は車内に積んで運んだ。


2017.10.1


エンジンオイルの交換 190,000km

190,000kmである。1年で5,000kmという走行は最盛期の1/5である。どこやらかの自動車保険にしたら安くなるかなw 


今回はフィルターも交換。以前は冬場は10(5)W40で,夏場は15W50を入れていたが,オイル交換が年1回ペースになると,常時5W40で良いかな。今回は間違えて15W50を400cc入れてしまったが,抜かなかずに5W40を2.5L,更にリングイーズ半分を投入。勿論モービル1。オイルゲージが信用ならなくなったので,入りすぎの可能性もあるが,暫くアイドリングしても白煙は出ず,オイルの喰いも若干あるので,良しとして様子をみることにする。実は,フィルターの交換を忘れて新たなオイルを入れかけてしまった。ちなみに,500cc入れた新しいオイルはフィルターを外しても出てこなかったので,はやり上抜きは必須だ。

半年で冷却水が500cc程抜ける。外部の落ちている痕跡はないので,エンジン内部でのリークだろうか。ウォーターポンプは去年4月に交換したばかりで,かつその以前より同じ位のペースで減っていたので間違いなくリークだろう。リーク量は多くなく,オイルに水が混じった様子はないので,補充しながら乗ることにする。ピンストン交換など,本格的なエンジンオーバーホールを行うことがあれば,これも修理されることになるだろう。


2017.12.24


ドラレコの取り付け 191,500km

5年程前にカブリオに取り付けてあった「あきばお〜」で買った4800円のドラレコもそこそこの実用性があったが,今回,ほぼ同価格で3カメラの高画質版があったので,入れ替えることにした。がその取付の様子はあちらのページにある。

実は,1ヶ月程前に,みかんちゃん用に1,500円の安物を買ったが,あまりに性能が悪かったので,取り付けていなかった。その後,カメムシくんから外した古いものを前方に,性能の悪い安物を後方に取り付けてみたが,カメムシくんに今回取り付けたものが,思った以上にコスパが高かったので,みかんちゃんにも取り付けることにした。10日遅く買っただけで300円(約1割)値上がりしていたのは残念。2台共に「Genios」というショップ扱い品。パチモノのやや安いものも別ショップで売っているが,大陸製のパチモノはヤバイからな。自身の経験で実績のあるものを選んだ。寿命は未知数だが。


以下は取り付けについてだ。



商品セット内容は以下の写真の通り。どうも本体筐体と吸盤の接合部があまり良くない。ツメの部分に反りがあるようで,ガッチリとはまらない。1個目もそうだった。今回は修正しようとして折ってしまったので,接着した。写真にはないが,電源部はDC-DCコンバータ内蔵のシガーソケット用の差し込みなので,改造して直付けに用にした。取り出しギボシは既に配線してあるので,これらの作業はさほど面倒ではない。下の写真は,既に後ろ右サイドカバー内で,バックモニターのトリガー配線を行い(両車共に白赤線がバックランプのホット側ケーブルで茶色がアース側),カバーを戻した後である。内部リササイドカバーの取り付け部のツメが2個折れたが,あまり影響なさそうなのでそのまま組み戻した。


今回も,ドラレコ自体ではなく車体の分解に手間が掛かった。リアパネルの外し方はカブリオとは異なっている。リアドアサイドの左右各2個の小ビスと,ドアロック機構部辺りに1個のビスがある。ドア支点側は4本の爪で嵌っているだけである。作業し易いようにナンバープレートも外した。

ロック機構部のビスは浮離した樹脂片が受けになっていて,本来,ビスでパネルにこの樹脂片を固定してからドアの鉄製ビームに叩き入れるのだろうが,パネルが割れそうなので,鉄製ビームの該当位置に樹脂片を両面テープで仮固定して,後からビスで固定する方法にしたら上手くいった。


パネルを外して驚いた。色を塗り替えてもらった後,自分でリアドアパネルを外したことがなかったが,またまたメルセデス・ベンツ伊勢にワヤされていた。ナンバープレート照明球の端子が割られ,電球ホルダーまで破壊されている。それをド下手糞な修理をしておいて何も報告がない。塗装やが壊したのかも知れないが,責任はディーラーにある。車屋っていうのは大体がこういうコスイことをよくやるが,数百万や1千万超えの車体にも,わからないところではこういうことをやっているのだろう。全くメルセデス・ベンツ伊勢はさもしい根性の商売をやっている。いずれ天罰が下ることを心から祈っている。

ちなみに,パテの右上の小孔が今回カメラのケーブルを通すのに開けた孔。


これで,2台ともにドラレコ装備,かつバックモニターも利用出来るようになった。スマートは小さい割にリアビューの視認性が悪い。特にカブリオは,幌を降ろすと,後ろに積み重なるので後ろの安全確認がかなり疎かになりがちだ。かなりワイド画角なので距離感に慣れないとモニターだけでバックは出来ないが,周りがよく見えるのは非常に安全性の向上に寄与することは間違いないと言える。最低5年は頑張って貰いたいものだ。


使用方法の覚書



カメムシくんに付けた1個めを気に入ったので,2個めを買ってみかんちゃんにも搭載した。同じショップに注文したが,どうやら同じ物のようだ。なのに,僅か10日で300円(ほぼ1割)も値上がりしていた。最近,アマゾン出品の大陸製品に多い傾向だ。

リアカメラを車内に付けようと試したところ,バックLEDがリアガラスに反射し全面白飛びしたので,今回も車外に取り付けた。今回は,ケーブル類の長さを測っておいた。

(本体と電源)約3.4m
(本体とリアカメラ・バック配線の分岐コネクター部まで)5.35m
(上記分岐点からリアカメラまで)0.45m
(上記分岐点からバック配線ケーブルの先端まで)1.1m


従って,本体からリアカメラまでは約5.8mとなる。


『設定方法について』

【スイッチ】
スイッチの場所が悪く押しづらいです。またスイッチの配置も意味ない十文字になっていて,直感的に判りづらいので,慣れないと面倒です。不具合がなければ一度設定するとそうそう変更しないので書いておかないと必要な時に判らなくなります。ということで,いつまでこの商品が流通するか知りませんが,以下に備忘録として書いておきます

まず横面にある4個のスイッチで設定します。。中心となる中央の丸いもの1個と,その周りに扇状に4分割された4個のスイッチがありますが設定時は周りの4個のみを使います。以下は,手元に現物があるものとして書きます。

【設定方法】
電源をACCに配線してあれば,イグニッション・オンで電源が自動的に入りますが,起動には5秒前後掛かるようです。起動後は自動的に録画が始まります。録画中は左上の赤丸が点滅し,右上の時間カウンターが動きます。

各種設定モードに入るには,自動起動後の録画状態で,まず4分割の下側のボタン(OKマークの確定ボタン)を短押しします。するとモニター左上の点滅する赤丸が消え,録画が停止されます。全ての設定はこの状態で行います。

次に上側のボタン(Mマークのメニューボタン)を長押しします。すると3面ある設定画面の最初のメニュー画面が開きます。1面目には2ページ9項目あります。左右のボタンを使って,項目を上下に移動します。変更(表示)したい項目まで左右ボタンで移動したら,下側のボタンを押すとメニューが確定し,オン/オフや選択変更出来る画面が表示されるので,また左右ボタンで選択肢を上下させ,必要な設定をハイライトさせます。変更したら下ボタン(確定ボタン)を押すと保存され,メニュー画面に戻ります。

10項目めから19項目めまでは2画面目にあります。1画面目の表示時に上ボタン(Mマーク)をもう一度長押しすると2面目が表示されます。あとは上記と同様に,項目を移動,設定を変更し保存を繰り返します。全て終えたら,上側(M)ボタンを短押しすれば設定モードから復帰します。個別メニューの内容は後述します。



『設定画面の内容』

このバージョンのメニュー全てを書き出しました。表示されるのは()の中までで,「:」の後ろは私の注釈です。2画面3ページあります。

【第1面】

・解像度(FHD1280×720/1280×720/VGA640×480):メインカメラ解像度の変更をします。サブカメラは固定です。
・サイクル録画(OFF/1分/2分/3分):録画ファイルの長さです。OFFにすると上書き記録されず,満タンになると録画は終止します。
・ナイトビジョン(OFF/ON):夜間のカメラ感度を上げる機能です。赤外線照明はありません。
・露光(−3/−2/−1/0):テストして好みの明るさに設定します。
・動体感知(OFF/ON)イグニッションオフ時に動きを感じると録画が始まる機能です。内部電池を消耗します。

【第2面】そのまま右側ボタンで進めます。
・録画中(OFF/ON):これは録画中に音声の録音の有効無効を変更出来るようにする機能のようです。こ<こでの設定をONにして置くと録画中に右側ボタンで,録音の有無をワンクリックで切り替えられます。
・日付(OFF/ON):日時を画像に表示するか否かの設定です。日時変更kの設定は3画面目にあります。
・衝撃検知(OFF/高/中/低/):事故などで衝撃を受けるとサイクル中のファイルがロックされ,上書きされなくなります。高では感度が高過ぎて道路ギャック程度でもロックされるので,メモリーカードがすぐにいっぱいになります。ロックとは上書きされなくなるということで録画機能が停止する訳ではありません。
・駐車感知(OFF/ON):駐車時にも録画が続きますが,内部バッテリーが消耗します。特にモニターを消しておかないと数分で落ちます。

【3面目】上の画面からもう一度上側スイッチを長押しして入ります。
・日時(年・月・日・時・分・秒/表示方式):ここで日時を設定します。この設定だけは,決定したら下側のボタンではなく,上側のボタンの単押しで抜けます。
・自動電源断(OFF/30秒/3分/5分):本体電源を切るタイマーです。録画しなくなります。
・ビデオ選択(前+内/前+後):使用するサブカメラの選択です。
・キー音(OFF/ON):各ボタンを押した時に音を出すか否かの設定です。
・言語(中文/日本語/英語/露語/タイ):設定メニューの表示言語です。
・周波数(50Hz/60Hz):信号のチラツキを軽減する機能です。
・フォーマット(キャンセル/OK):メモリーカードをフォーマットします。ロックファイルをクリア出来ます。
・LCD(OFF/30秒/1分/2分):録画を継続したままでモニター画面のみ消します。
・デフォルト(キャンセル/OK):出荷状態に設定を戻します。
・バージョン:バージョン情報が3〜4秒表示されます。


【設定時のワンポイント】
これは不具合だと思いますが,2台買ったうちの片方がサイクル録画を3分にすると,勝手に再起動するようになりました。メモリーカードの相性の可能性も高いですが,サイクルを2分・1分にすると再起動は起きておりません。

また,内蔵電池に不具合が多く,不具合がなくても走行頻度(充電頻度)が少ないと,監視モードでバッテリーが上がり,設定が全て失われる可能性が高いです。 衝撃感知は,通常走行でロックされない程度に下げるか,定期的にフォーマットする方が良いと思われます。 対向車や後続車のライトで画像が白飛びするのは高級機種でも同様ですが,露光を少し落とした方が良いようです。



『録画中のボタン操作について』

【中央の円形ボタン】
中央の円形ボタンを長押しすると電源のオン・オフが出来ます。短押しだと液晶画面だけをオン・オフ出来ます。画面は消えても記録は継続します。

【左側のボタン】
左ボタンの短押しでモニター表示画面がシーケンシャルで4通りに切り替わりますが,室内カメラを使うかバックカメラを使うかは,上記の設定モードでの変更が必要です。
 ・全面メインカメラ
 ・全面サブカメラ
 ・全面メインカメラの右上にサブカメラの小さい画像を重ねる
 ・全面サブカメラの右上にメインカメラの小さい画像を重ねる

【右側のボタン】
設定画面で有効にしてある場合には,録画中にこのボタンで音声録音のOFF/ONが出来ます。

【下側のボタン】
録画の停止・再開が出来ます。

【上側のボタン】
録画時には機能しません。下側のボタンで録画を停止した後,上側のボタンを押すと,静止写真モードも(下側のボタンがシャッター)→メインカメラ動画の再生→サブカメラ動画の再生→静止画の表示がシーケンシャルに切り替わるのは確認しましたが,私は使わないので詳細は調べていません。


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